わんころくんが考える公認会計士に必要なたった1つの素質について書きたいと思います。
会計士に興味がある方、勉強中の方も参考になると思いますし、
既に公認会計士として業務をされている方も納得されると思います。
公認会計士として働いていて周りにも優秀だなと思う会計士の方はたくさんいます。
そんな方に共通するのが、
「もっと知りたい」という思いです!
知識欲があるとも言い換えられるかもしれませんが、
それより何より、身の回りに起こっていることや、クライアントの業務内容に興味を持てるかどうか?興味を持とうとするかどうか?です。
当然、ニッチなビジネスであれば最終消費者に手が渡る頃には、はっきりと見えない形で商品に組み込まれているものかもしれませんし、
僕たちが日常で目にしているものを影で支えるビジネスだと、その事業に関わったことがない方であれば、そもそも聞いたこともない商品かもしれません。
「好きこそ物の上手なれ」と言われますし、最近では特に「好きなことを仕事にしなさい」と言われる方も増えてきているように思います。
それは確かに正解なのですが、もともと好きでもないことであっても「興味を持ってみる」ということが非常に大切です。
興味を持ってみることで、全く興味がなかったことでもその良さに気づいたりします。
公認会計士の業務は、単純な業務でなければ
基本的にはクライアント(お客さん)のビジネス内容を十分に理解することでその可能性であったり、リスクだったり、会計上の論点、税務上の論点を発見することができます。
一般的な専門知識でも汎用性をもって対応可能な部分は多いものの、
やっぱり ここぞ! といったときに頼りになる会計士は、その会社のビジネスに興味を持って日常的に調べていたり、スキームを十分に理解している人です。
常に必要な姿勢は、
「なんでこんなことしているんだろう?」
「なんでこの処理が必要なんだろう?」
「これってどんな仕組みになっているんだろう?」
って思うことです。
これは会計士受験生にも当てはまるので伝えたいことです。
僕が昔の自分に会えるならこうアドバイスします。
「もっと身の回りのことに興味を持ちなさい」
受験生も、
そのときに少しでいいので、
「なんでこうじゃなきゃいけないの?」
って考える癖をつけるといいと思います。
そうすることで、体系的に理解できますし、理解できた時に達成感もあり楽しいです。
試験に出るから暗記しよう。
っていう姿勢も時には大切ですが、
根本としてこういった興味を持つ姿勢を常に忘れないで欲しいです。
仕事で関わっている後輩でも、
成長が早い人はこの点が優れているように思います。
これがプロフェッショナルとしてのこだわりとして表れるのです。
ぜひ頭の片隅に置いていてください。
もし公認会計士に少しでも興味がわいた方は
こちらの記事もどうぞ。
公認会計士になりたいって思ってもらえる人が増えることを願っています。
ではまた。