つまらない仕事
つまらない仕事で消耗してるって人っていますか?
それって本当につまらない仕事ですか?
ここでは、つまらない仕事=やる必要のない仕事という前提で考えたいと思います。
つまらない仕事ってなんなんだろう?
— 公認会計士わんころくん@はてなブログ (@wankorokun_0707) 2018年4月3日
それぞれ仕事には意味があって、その意味を理解できずにやらされてるからつまらないのか?
それとも、上司自身が分かってない仕事を部下に振ってるのか?
いずれにしても、ほんとうにつまらない仕事なんだったら声を上げるべき。会社のためにならないなら。
つまらないってブツブツいいながらも仕事を続けてる人は、曲がりなりにもその仕事が必要だと思っているのでは?認めたくないだけで。例えば、自分ほどの人間がするべきことじゃない、とか謙虚さに欠けていたり。
— 公認会計士わんころくん@はてなブログ (@wankorokun_0707) 2018年4月3日
本当にいらないって思えば、声を上げるか、きっぱり会社を辞めているはず。
仕事がつまらない人の3パターン
仕事がつまらない人には3つのパターンがあると思います。
1.仕事の意味が理解できていない。
そもそも、その仕事の必要性を理解していない人。
その仕事が社会的に、もしくはその会社にとって、意義のあることであれば、それは仕事のやりがいにつながります。
目の前の仕事に追われているその時は、「この仕事は社会の役に立ってるんだー!」って思えないかもしれません。
人間は弱いので、忙殺されてしんどいときにそんなところまで思考が回りませんよね。
とりあえず、そんなときは人のせいにしてたらスッキリするので、この仕事はつまらないって誰かに話すことで憂さ晴らしをするのですが、これが弊害です。
そんな話ありましたね、「格差」という言葉です。
最近流行っている「お金2.0」という本でも出てくるのですが、
誰か悪い人のせいで世の中が良くならないからって、誰か生贄を見つけては袋叩きにするギロチン。
一時的な感情ではすっきりしますが、何の問題解決にもなっていません。何の問題解決にもならなかったからこそ、フランス革命などにも繋がった。
これこそ、アウトサイド・インの考え方ですね、
インサイド・アウトの思考が出来ていません。
周りのせいにしたって何も変わらないのですから。
インサイド・アウトの考え方は、もはやビジネスマンであれば常識だと思うので、詳しく説明はしませんが、
まだ学生の方であれば知らない方もいるとおもうので、
知らない人がいれば「7つの習慣」という本を読んでください。
マンガでも7つの習慣が学べますよ。
僕は初めて読んだ時は難しそうだったので、マンガ版を読んでから、活字の本を読みました。
話を戻すと、
仕事の意味を理解できていないとは、どういうことでしょう?
最近したつまらない仕事を思い浮かべてください。
僕が思い浮かんだのは書類整理ですかね。
書類整理ってつまらない仕事ですか?
たしかにワクワクする仕事ではないかもしれません。
でもそれって必要だからやってるんじゃないですか?
少なくとも僕の仕事では、大量の書類整理をします。
でもこれって、後ですぐに欲しい情報に戻れるようにであったり、その場にいなかった人にも説明出来るようにするために必要ですよね?
あなたがやる必要がない?
あなたの上司はもっとやる必要がありません。
あなたの時間単価と上司の時間単価はどちらが高いですか?
全体最適を考えれば、部下のあなたに任される理由がわかりますよね。
あとで、あの資料どこいった?!なんて探すコストを考えたら、先に綺麗に整理しといたほうがいいですよね。
もっと言えば、書類整理などはアシスタント職(プロフェッショナル職でない採用者)の方にして頂いたりすることで、さらに全体最適に繋がります。
仕事の必要性を理解できれば、今の仕事をもう少し頑張れるのではないでしょうか?
2.マネジメント層が無能。
仕事を部下に振る上司自体がその仕事に疑問を持っている場合や、
そもそもキャパオーバーなのに経営者層がそれに気づいてない、又は気づいているのにアクションを起こさない。
はっきり言って、上司だから偉いわけじゃありません。
ここを勘違いして踏ん反り返っている人もたまにいますが。。
今の時代少ないですが、年功序列で昇格している人もいますからね。
本来、上司は部下の手本になるべき存在であって、
部下について行きたいと思わせなければいけません。
それがリーダーシップです。
上司本人が、その仕事の必要性を感じていないのであれば、自身で会社に提言すべきです。
過去からそうやってきたから
は新人ならまだしも、部下を持つ人にはあるまじき姿勢です。
自分が納得したことでないと部下に振るべきではありませんし、部下と十分なコミュニケーションを取った上で、部下に仕事の意味を理解させてから振るべきです。
そうしないと、自分がやりたくない面倒な仕事を部下に振ってくるめんどくさいやつというレッテルを貼られかねません。
もしそういう何も考えていないような上司に運悪くついてしまった場合は、
何かしらのアクションを考えましょう。
例えば、
理解のある上司に相談する
異動を考える
転職を考える
その環境を変えないとせっかくの時間がもったいないです。
それを我慢して仕事をしたって、自分のためにも会社のためにもなりません。
部下を持つ人にはこの記事を読んで頂きたいところです。
部下を持つ人に知ってほしい。監査法人での実務。入社1年目の気持ちを振り返る。 - 公認会計士わんころくんの人生戦略
3.そもそも考えようとしていない。
そもそも、その仕事って必要なの?って意味を考えようともせず、とりあえず言われたからやるけど、しょーもないな〜、、なんて考えている人。
例えば、帳簿をつけたり、伝票や請求書を作ってハンコを押したりする仕事。
これは、事務的な作業でつまらないって思うかもしれませんが、
帳簿などは保存期間が法律で決められていて、一定期間の保管が義務付けられています。
何か有事があった際に、あとで調査出来るようにと思っておけばいいでしょう。
この点については、この記事でも紹介しました。
請求書に押印は必要か?という議論 - 公認会計士わんころくんの人生戦略
ひとつひとつの仕事には本来意味があります。
意味がなかったらわざわざ従業員にお金を払ってやりませんから。
もし、それをやっている会社があれば、会社のために積極的に提言していくべきですし、
それが会社を改善することにも繋がります。
それが積もれば会社からも感謝され、仕事にやりがいが出てくるのではないでしょうか?
それが全く理解できない経営者であれば、
経営者失格ですし、そんな会社は辞めてしまえばいいと思います。
ただ、自分で考えることもせず、
とりあえず現状の不満ばかり述べて、悲劇のヒロインを演じるのはやめにしませんか?
そんなことをしても何もいいことがありません。
嫌なら辞めればいいのです。
グチグチ言いながらも結局続けている仕事っていうのは、
どこかその仕事に対するやりがいだったり、プライドだったり、正義感だったりするものがあるのではないでしょうか?
そこに何も感じないのであれば、本来仕事に不満なんて出ませんよね?
なにも考えてないのにお金頂いてありがとうございますって感じのはずです。
その火が心に灯っているのであれば、
優れた自分の力を伸ばすことに注力したほうが人生充実しませんか?
とにかく考えることは常に続けないといけません。
常に疑問を持ちながら仕事をしていくべきではないでしょうか?
有名なアインシュタイン先生も言ってますよね、
大切なのは、
疑問を持ち続けることだ。
神聖な好奇心を失ってはならない。
と。