公認会計士わんころくんの人生戦略

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監査法人の職位を解説(スタッフ〜パートナーまでのキャリアプラン)

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いつも読んで頂きありがとうございます。 わんころくん(@wankorokun_0707 )です。

 

 

今回は監査法人の職位について説明します。

 

各監査法人において、呼び名は多少異なるため、一般的なモデルを説明します。

 

 

監査法人の職位(スタッフ〜パートナー)

 監査法人は一般的な民間企業と異なり、

係長や課長、部長といった呼び方はしないのが一般的です。

 

 

ジュニアスタッフ/スタッフ

 

一般的に

監査法人に入社すると、スタッフという職位からスタートします。

 

年収は約500万円〜

 

仕事内容は、上位者の指示に従って必要な監査手続を実施することが求められます。

この職位では、多くの方はマネジメントや計画などの全般的な事ではなく、

実際の個別手続業務を行うプレーヤーです。

 

 

シニアスタッフ/シニア

 

スタッフとしてある程度経験を積むと、

シニアとして働くことになります。

 

多くはスタッフを3〜4年程度経験し、修了考査が終わって正式に公認会計士となったぐらいの時期が昇格の目安です。

 

シニアは法人によっては、

インチャージ(現場主任)と呼ばれることもあります。

 

仕事内容は、監査チームをとりまとめたり、

管理職である上位者(マネジャー等)と手続全般や年間スケジュールなどを考えます。

 

また、重要な監査手続についてはシニアが実施することが多く、

年間の監査の中で担当会社に一番多くの時間を費やすのがシニアです。

 

多くの時間を費やす分、担当会社の理解が求められ、現場ではチームの中心となって働くことになります。

 

シニアがスムーズに仕事を回せるかどうかが、

年間監査時間の削減や、効果的かつ効率的な監査手続をできるかどうかの鍵を握っていると言っても過言ではありません。

 

年収は約700万円〜

 

マネジャー/シニアマネジャー

 

マネジャーになると管理職となります。

 

管理職のため、当然ながら残業手当が出なくなります。

 

マネジャーの仕事は、

自分の部署全体のスケジュール管理や法人活動の遂行、

監査現場では主任業務として、シニアやスタッフの作成した調書のレビュー(添削)をするのが主な役割になります。

 

また、重要論点が発生した場合には、

会社との会計処理相談に乗ったり、会社役員と対峙することが多い立場です。

 

法人によっては、マネジャーやシニアマネジャーのことを「主任(インチャージ)」と呼ぶ場合があります。

 

年収は約850万円〜

 

 

パートナー/シニアパートナー

 

パートナーになると、監査法人の「共同経営者」として従事します。

監査法人の経営者として、監査業務だけでなく、法人全体の運営に大きく関与します。

 

当然、ここぞという時に監査現場に登場するのもパートナーです。

 

監査報告書にサインをしているのを見たことがありますか?

 

監査報告書は有価証券報告書の末尾についています。

 

 

独立監査人の監査報告書

有限責任 ◯◯監査法人 

指定有限責任社員 

業務執行社員   公認会計士 △△  △△

 

 

と書かれているのが一般的です。

 

ここに名前を記載するのがパートナーです。

責任重大ですね。

その分、やりがいを一番感じられるのもパートナーの魅力です。

なんせ、自分の責任で「すべての重要な点において適正に表示している(この財務諸表は重要な誤りがないです)」と表明することになるのですから。

 

ちなみに、「社員」と書いてありますが、

一般的に社員とは従業員を指す言葉と思います。

監査法人では「社員=パートナー」であり、従業員とは区別して呼ばれるところも特徴的です。

 

 年収1,000万円〜

 

 

まとめ 

 職位について図解するとこのようになります。

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金額は年収の目安と思ってください。

ボーナスや残業時間によって変動しますので。

特にパートナーにおいては、数千万円稼ぐ人もいます。

 

当然ですが、パートナーになる人材は一握りです。

通常の民間企業でも同じですよね。

全員が社長や役員になれる訳ないですから。

 

公認会計士試験に合格し、監査法人に入社すると、

まずはスタッフから開始します。

経験を重ねる毎にピラミッドの頂点であるパートナーとなるのです。

 

 

監査法人についてもう少し知りたい方は、この記事を参考にどうぞ。

 

wankorokun.hatenablog.com

 

wankorokun.hatenablog.com

 

 

民間企業と異なり聞きなれないと思いますが、

ぜひこのピラミッドを頭の片隅においててください。

監査法人勤務の人と話すときに知ってると喜ばれますよ。笑

 

学生で時間がある人は公認会計士試験にもチャレンジしてみてください。

「とりあえず資格をとる」にもメリットはあります。

 

www.wankorokun.com

 

 

そこまでまとまった時間が取れないし、公認会計士はちょっとキツイけど、資格に挑戦してみたいなぁ〜って方は、

通勤時間にオンライン受講できるKIYOラーニング でサクッと始めてみるのもいいでしょう。

会計士講座はないけど、税理士、司法書士、簿記、宅建、FPとか色々ありますよ〜。

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