公認会計士わんころくんの人生戦略

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公認会計士試験は学生が有利なのか?社会人が働きながら勉強した場合の勝算は?

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いつも読んで頂きありがとうございます。 わんころくん(@wankorokun_0707 )です。

 

公認会計士試験には受験資格が特になく、誰でも受験できるのが特徴的です。

その一方で、試験自体は難しく範囲も広いため、多くの受験生は勉強に専念する環境を作って勉強しているのも事実です。

 

例えば、大学生であれば比較的時間があるので最低限の授業を受けたら勉強する、社会人であっても仕事を退職して勉強に専念する人も多いです。

 

そんな状況ですが、社会人で働きながら公認会計士試験に合格することは難しいのか?やっぱり学生が有利なのか?

 

実際に受験勉強を経験し、現在公認会計士と働いている僕が、社会人受験生も自分の目で見てきたので実際のところどちらが有利なのか?について考えたいと思います。

 

公認会計士試験は学生が有利なのか?

 

公認会計士試験の勉強時間

公認会計士試験に合格するために必要な勉強時間は、当然人によって差はあるものの、一般的には3,000時間〜5,000時間はかかると言われています。

個人的には、前にもブログで紹介しましたが、6,000時間程度はかかるのではないかと思っています。

 

そんな長時間の勉強となると、勉強時間が多く確保できる学生が有利になるのでしょうか? 

たしかにそれも一理あります。

そこで、学生で受験するメリット・デメリット、社会人(働きながら)で受験するメリット・デメリットを自分の経験を通じて考えてみたいと思います。

 

学生のメリット・デメリット

まず、学生のメリット。

これは、言うまでもなく圧倒的な時間的に余裕があること。学生であれば、何か打ち込みたいものがある場合は、比較的打ち込める環境を作りやすいです。

 

また、時間的余裕と同時に、金銭的にも親が補助してくれる場合が多いのが学生のメリットです。

社会人であれば、仮に仕事をやめて受験に専念する場合でも生活費を考えながら勉強する必要がありますが、学生の場合は多くは実家暮らしで特に食費などは気にせず勉強に集中出来ることが多いことでしょう。

 

一方で学生受験生のデメリットとしては、

自由な時間のほとんどが勉強時間に取られること。周りの大学生は毎日サークルや飲み会などでワイワイしてる中で、自分はしっかりと目標を持って周りに流されずに勉強しないといけません。

これは意外とキツくて、周りが楽しそうに見えると、自分は何をしてるんだろう?って不安になることもしばしば。

これが原因でモチベーションが下がって受験を撤退する学生は案外多いです。

 

他には、社会人と比べて危機感のない人は意外と多く、まだ学生だからといってダラダラ勉強してしまう人も中にはいます。

これは結構危険で、無駄に受験期間が長引いてしまう恐れがあります。

 

 

社会人のメリット・デメリット

では、社会人受験生のメリットは何があるでしょうか。

 

まず、社会人受験生の方が、会計や経営、経済にまつわる会計処理などを習う時に、学生よりもイメージがつきやすく、理解が早い点が有利です。理解ができると記憶の定着も早くなりますし、よく分からないけど丸暗記しているよりは圧倒的に効率的です。

 

社会人受験生は、職務経験から企業の事業活動に実際にどこかの部署で関わった経験があるため、ビジネスとは?企業活動とは?といった、前提のバックボーンが学生に比べて格段に深い場合が多いです。

 

例えば、僕は学生のときに勉強していましたが、実際企業で働いたことがないので、リースと聞いてもあまりピンと来ません。

これが例えば経理や総務の経験がある人なら、当然のように「あ〜、うちの会社も借りてたわ。あの富士ゼロックスのプリンターってリースだったよね。あの営業車もリースか。」といったように、より個別具体的な事例が頭に浮かびやすく、その周辺の会計処理を学んだときには理解がより深まります。

僕の周りでも社会人の受験生はいましたが、問題を解き間違えたときでも、その内容の理解について飲み込むのが早いな〜って印象を受けていました。

 

 他にもメリットはあります。それは社会人はある種の背水の陣で試験に臨んでいること。ずっと働きながら勉強するなら、そこまで背水の陣でもないかもしれませんが、多くの人は試験直前期になると仕事を休んだり、中には試験半年前ぐらいになると仕事を退職して受験に専念する人もいるのが事実です。

そうなると、どんなことが起きるでしょうか。考えてみてください。

 

そう、絶対に負けられない戦いが始まるんです。

 

せっかく資格の勉強をするために仕事も退職したり、長期休暇をとったりしているのに、そこで結果を出さなければ「こんな挑戦するんじゃなかった・・・」という状況になりかねないのです。

この点は学生とモチベーションや危機感が圧倒的に違います。

また、長く休みすぎると生活費の面でも苦しくなります。

まさに背水の陣ですが、当然その分、リスクをとって勉強することになります。

最近では、圧倒的に学生の受験生が多いのも納得です。 

 

社会人に勝機はあるのか?

 では、社会人に勝機はあるのでしょうか。

 

はい、あります。

 

ただし、社会人が学生に勝つためには工夫が必要です。

学生と同じように勉強していては難しいかもしれません。

学生の受験生は、多くは大原簿記専門学校やTACなどのマンモス予備校に入って、幅広い論点を時間をかけて潰していきます。

平日の昼間に仕事をしている社会人は、同じようにしていては当然ですが合格は難しいでしょう。

 

社会人が学生に勝つための工夫として、

まず、実務に紐づけて深い理解をできるように、効率的に勉強できるように意識することが大切です。

本当に理解できていれば、できることが1つあります。

それは、「書けるようになること」です。

「書けるようになること」とは、すなわち、資料などを確認しなくても論点のポイントを自分のことばで説明できるようになることです。

 

テキストを読んでいて、「そういうことか!理解できた!」と思っていても、

じゃぁ説明してみて!と言われると意外とうまく説明できないものです。

うまく説明できないということは、どこか理解が足りていないと思った方が良いかもしれません。これ、結構いい訓練になりますよ。

この方法なら、歩いていても、電車の中でもいつでも勉強ができます。

 

他には、社会人で合格するためには、勉強範囲を絞りましょう。

応用論点は後回し、細かい論点や派生論点はやらない、なども必要かもしれません。

合格に最低限必要なのは、「基本論点+ちょっとした応用」だけです。

全国1位で合格したいのであれば、それではダメですが、社会人であればそんなことは言ってられません。

(ちなみに、僕は学生だったので、時間も周りと同じだけあったので1番を目指すぐらいの気持ちで勉強して、真ん中ぐらいで合格しました)

 

1位合格でも、最終順位ですべりこみ合格でも、「合格」という点では同列なので、効率的な勉強を心がけましょう。

この方法は普段、仕事でPDCAを回したり、仕事の効率化を考えたりする社会人であれば自分に合った良い勉強方法も考えられるでしょう。

 

試験直前はいずれにせよ、受験に集中できる環境を整える必要があると思いますが、工夫次第で効率的に合格できることも事実ですので、現状の位置から合格までを逆算で考えて勉強していきましょう!

 

ではまた。

 

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