最近、少しダブルライセンスについて考えています。
今は公認会計士しか登録していませんが、
独立したら少なくとも公認会計士・税理士として仕事をする予定です。
公認会計士は、行政書士も登録できますが、これは今のところ登録予定はないです。
行政書士の仕事も後々はありかもしれませんが、はじめから中途半端に追っても良い結果が生まれる気がしないからです。
これこそ宝の持ち腐れです。
独立して差別化するには、色々な方法があります。
例えば、業界に特化する、地域に特化するなどが一般的かもしれません。
自分の独立した後のプランを想像すると、やっぱり僕は最終的には地方での独立となるでしょう。
それは都会がダメというわけではなくて、自分も奥さんも田舎育ちであることを考えるとやっぱり地方が自分の肌にあっていると思うからです。
そこで、地方で活躍するためにはどんなことで付加価値がつけられるか?と考えたわけです。
都会と比べて大企業の本社が少ない地方では、公認会計士の業務は少し制限されるかもしれません。その一方で、税理士は地方でも必要でしょう。
地方では比較的情報格差のある中小企業が多くいるイメージを持っています。
今はネット社会になってそこまで情報格差はないのかもしれませんが、依然として高齢の経営者や税理士の先生が多く、ネットを多用している人は若手に比べて少ないのは間違いないでしょう。
僕の勝手な想像ですが、65歳ぐらいの税理士さんは、Voicyとか聞いたこともない人が多いんじゃないでしょうか。
そういう意味でも、若手世代が地方に行くことは一定の需要があると思います。
また、経営コンサルについても大企業相手というより、中小企業や自営業者が中心になりそうです。
そこで「中小企業診断士」の資格を取ることでキャリアアップを図るのもありかなと思いました。
ちょうど公認会計士であれば免除科目もあるし、仮に途中で断念しても勉強したことは仕事で役に立つと思います。
資格という目標があれば、自然と勉強する習慣もつきますしね。
そこで中小企業診断士について少し調べてみました。
中小企業診断士は国家資格の中で唯一の経営コンサルタントの資格です。
会計の観点だけでなく、また違う角度から経営を見ることは間違いなく自分の能力アップになると思います。
また試験自体の合格率も1桁台と結構難易度が高そうですが、試験時期は夏と冬頃にあるみたいなので公認会計士試験と似ています。
その点では受験の経験を活かせそうです。
「箔をつける」というと、少し聞こえが良くないですが、実際資格を取っても使いこなせなければ宝の持ち腐れです。
ただ、公認会計士としての資格や実務を補完する意味では、中小企業診断士はキャリアアップに良いのではと考えました。
自分の仕事を考えると宝の持ち腐れにはならなさそうです。
この辺りも含めて戦略を立てて行こうと思います。
ちなみに、ここでいう「戦略」とは、「やることと、やらないことを選択すること」です。
中小企業診断士を取得することで、どこまで自分にメリットがあるか考えないといけませんね。
このブログでも士業の役割について触れました。
良き経営者の相談役となるためにも、非常に良い資格だと今のところ感じています。