公認会計士試験のうち、短答式試験ではマークシート形式なので理論系(特に法律)については暗記が求められます。
企業法なんかは、短答式では点数を稼ぐ科目なので、僕も受験時代は結構がっつり勉強してました。
企業法は、会社法・商法・金融商品取引法がメインです。
とくに会社法の割合が多い。
財務会計などと違って、条文を覚えていれば結構答えを出せるのが法律科目の特徴です。
つまり、答えは1つしかない(弁護士レベルになれば違うかもしれませんが、会計士試験の短答式レベルではそう言えます)。
じゃぁ、条文の原文を読み込めばいいの?って話になりますが、それも結構敷居が高いです。
なぜなら、「○○条に該当する場合は、その限りでない」とかいう遠回しな書き方をしてるからです。。
ただ、会社法はそんなにボリュームが多くないので一回は条文を読んで欲しい。
それだけで全然レベルが変わってきます。
そんなややこしい会社法の勉強に強い味方がこの教材。
これだけマスターすれば十分すぎるぐらいです。
商法と書いてますが、会社法も載ってますよ。
この教材のいいところは、情報の網羅性。
これは会計士試験用に作られたものではなく、司法試験の短答式試験用に作られたもの。
条文と論点がセットで載っています。
僕はこれを受験時代に多用してました。
これ条文も読みやすいんです。
また、論点になりやすい判例も載ってる。
会計士試験に必要な論点がぎっしり詰まってて、各ポイントの論点は強調されています。
条文を直接読むのに苦労する人にも一役買いますよ。
なぜなら、さっき説明した「○○条に該当する場合は、その限りでない」という場合、○○条の後に該当する条文のタイトルを書いてくれています。
なので、わざわざその条文を見に行かなくても理解が出来ます。
さすが司法試験用に作られただけあって、教材のレベルは高いです。
ぼくもポケット六法よりも、これを使って勉強することが多かったので受験生にオススメです。
予備校の答練で出てきた論点は、この教材にマーカーを引いたり、教材自体に書き込んでいくと、試験の日はこれだけ持っていけばOKレベルになります。
苦手な論点は、付箋をつけておくとなおGOOD!
さすがに司法試験の教材は・・・・って方には、LECの一問一答が個人的におすすめ(これは会計士の教材です)。
これ問題もボリューミーで実力試しにはいいのと、後ろの方についてる解説がめっちゃ使いやすい。
僕はその解説ページだけコピーしてファイリングしてました。
注意点としては、ある程度企業法が得意になってからやった方がいいです笑
時間がかかるので。。
(今も同じなんですかね、僕の受験時代と変わっていたらスミマセン。。)
それと、理論科目を勉強するには、マーカーと付箋は必須ですよ。
受験生にオススメ文房具は、この記事で紹介しています。
公認会計士受験生が必ず持っておくべきオススメ文房具7選! - 公認会計士わんころくんの人生戦略
短答式試験で間違えそうな論点もほぼ網羅されている教材なので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
◆今回紹介したオススメ教材。
ぼくの周りで成績の良い人達は結構な割合で使ってた教材を紹介させてもらいました。