日本の大手監査法人4社(あずさ、pwc、トーマツ、EY新日本)は、big4と呼ばれる世界4大会計事務所に所属しています。
この内容については、別記事でも説明しました。
こちらです。
監査法人とは?給料は?年収は?わかりやすく説明してみる。一言でいえば、公認会計士の集まる組織。 - 公認会計士わんころくんの人生戦略
大手監査法人に入所すれば、英語力があり、意欲があれば海外のbig4で働く道も用意されています。
まずは、短期派遣から、中長期の駐在。
駐在の期間が終わってから日本に戻らずに、現地で再雇用といった形で残る人もいます。
そういった方は、海外の居心地が良かったんでしょうかね。笑
一緒に働いている人の中には、
アメリカに数年駐在してから日本に戻ってきた人も数人いて、その人たちの話を聞くとアメリカの方が会計士の待遇は良いと聞きます。
これもbig4それぞれで規則や給与水準が異なりますが、アメリカの方が会計士の待遇が良いというのは納得です。
なぜなら、アメリカの方が監査報酬が高いからです。
当然、巨大企業を多くクライアントとして抱えている方が働いている会計士の取り分が高くなります。
ほかにも、アメリカは日本の監査法人と違って、完全成果主義。
資本主義経済そのものです。
日本では、多少は長い目で待ってくれたり、忖度してくれたりしますが、アメリカではそうではないようです。
ある日突然、隣の現地人が解雇になるなど日常的な風景なんだとか。。
外資系ですね。
一方で、アメリンドリームもあります。
日本ではある程度下位者(マネジャー〜スタッフ)でも給料が高いですが、現地は成果主義だけあってパートナーの報酬が高い代わりに、下位者の報酬(給料)はそこまで高くない。
パートナーになれば夢が広がる!といった世界。
一昔前ですが、知り合いの人が現地に駐在に行っていた時の現地アメリカ人のディレクターは年間報酬300万ドルとか。
日本円で3億円程度もらっています。
日本でも経営者になればそれ以上もらっている人もいますが、なかなかないですよね。。
日本の監査法人でこのレベルはないです。僕の知る限り。
成果を求められ、それに応えられないリスクと引き換えに大きなリターンを得ているのでしょうね。
英語が得意で、海外でバリバリ働いてみたい!って感じる受験生は、現地big4で働くことを視野に入れてみるのも面白いかもしれません。