公認会計士になると、公認会計士バッジがもらえます。
でも、これあんまりつけてる人がいないんですよね。残念ながら。。
実は、このバッジ、つけなさいねって規則になってるんですよ。守ってる人ほとんどいないけど。
会員は,会員章は会員の身分を象徴するものとして認識し,業務を行うときは常にこれを着用しなければならない。
会員章細則第2条第1項より引用
去年あたりに、公認会計士協会からもお達しのニュースレターが発行されていたと思います。
つけなさいって規則になってるけど、ほとんどつけている人がいないのが公認会計士の実態。
まぁね、わかります。
だって、たしかにダサい。
そして、ペラい(薄くて安っぽい)。
これが公認会計士の会員章(バッジ)。
※写真は、左から順番に、
左:クリップ式(現行)
中央:タイタック式(現行)
右:旧会員章
これね、うっすいんですよ。
昔は右の「C.P.A.」って書いてるバッジだったんですが、不評で着用率が低かったから今のバッジになったとか。
そんな背景があるにしては、ちょっと期待外れだと思ってる人も多いでしょうね。。
残念ですが。。。
ちなみに、CPAとは公認会計士の略称です。
公認会計士を英語で「Certified Public Accountant」というのですが、この頭文字を取ったのがCPAです。
士業はバッジがあるのが一般的ですが、
弁護士さんとか、弁護士バッジつけてるとやっぱりカッコいいですよね(写真とか映像でしか見たことないけど)。
個人的には、税理士バッジも結構好きです。
でも、公認会計士のバッジはあんまり好きじゃない。
みんながつけたいと思えるようなバッジになったらいいなぁって思いますし、そうなるべきだと思います。
色んな士業のバッジを見ると、やっぱり「家紋」のような、どこか伝統が感じられるバッジの方が良いように思います。
ちなみに、公認会計士の会員章にはこんな意味が込められています。
「安定感」を持つ正方形の連続により経済社会の安定を守る公認会計士の連帯を表し、正方形が構成する楕円は「グローバルなイメージ」を感じさせ、世界経済を守る公認会計士の誇りを表しています。
カッコいいことは書いてる、けど。っていうのが多くの人の意見と思いますね。
金とプラチナで作ってみる重厚な会員章とか、いいんじゃないでしょうか。笑
そんな予算どこにあるねん!って言われそうですが。。
なんせ、ステータス感のあるバッジが人気を出す秘訣だと思います。
クレジットカードでいうところの、ブラックカードやプラチナカードですね。
公認会計士の立場としては、
やっぱり誇りを持ってバッジをつける業界慣行ができてくれたらいいのになぁ〜なんて思います。