最近は公認会計士試験の合格者の年齢層が下がってきているようです。
受験者数が減っているので、合格率が上がって受かりやすくなっている、という声も聞こえてきますが、それにしても優秀ですね。
僕は大学時代のほとんどを公認会計士試験の勉強に費やしていましたが、結局合格したのは大学を卒業した年。
できれば学生時代に合格したかったのですが、少し点数が足りず残念な結果になってしまいました。
今となっては、大学卒業後の1年が不利になったと感じる機会もないし、そこまで神経質にならなくて良かったのかなとも思います。
そんな僕は、もちろん社会人経験がなく入所1年目は初めての仕事だったので(したことがあるのはバイトぐらい)、やってたらもう少し楽だったな〜って思っていることがあります。
そこで、今回は監査法人に入所する方に(特に前職がない方)に、やっておいたらいいかもねと思うことを紹介します。
エクセルの使い方(特に関数)に慣れる
これは出来るようになっていると、仕事がスムーズに進みます。
特に新人会計士は、データの一致を確認したり、集計したり、比較したりといった作業が多く、エクセルを使いこなせると重宝されます。
一方で、エクセルを全く使えないと、上の人は大変だなと感じてしまいます。
エクセルの基本関数だけでなく、出来る人はマクロなんかも使いこなせるとより良いでしょう。
マクロによって自動化して効率化できる部分はたくさんあります。
案外マクロを使いこなせる会計士も多くないので、重宝されるでしょう。
会計士が使えると便利なエクセル機能をまとめている記事もあるので参考にどうぞ。
会計士のエクセル技術総まとめ。マクロもショートカットキーもエクセル関数もこれだけできれば結構余裕。 - 公認会計士わんころくんの人生戦略
エンジニアっぽく、コマンドを使えるようになると上級者です。
Windows便利ツール「コマンドプロンプト」使ってますか?仕事、作業効率UP!プチエンジニア気分。 - 公認会計士わんころくんの人生戦略
本を読む
本は必ず読みましょう。
これは入所前に限った話ではないですが、
入所後も読書を習慣にするため慣れておく意味もあります。
読書をする人としない人では、長い目で見たときに圧倒的に差が出ると思っています。
特に、知識の引き出しが全然変わってくるでしょう。
読書は、著者の知識を短時間かつローコストで学べる最高のツールです。
大手監査法人でも、飛び抜けて活躍している人は例外なく読書家です。
当ブログでも、オススメできる本は適宜紹介しています。
予備校のテキストを少し見直す
受験勉強が終わって、働き出す間の数ヶ月(長ければ約半年)は、いったん勉強から離れる人も多いでしょう。
というより、ほとんどの人はこの期間に勉強しません。
受験勉強期間に多くの時間を犠牲にして勉強しているので、それはそれで良いと思っているのですが、入所前に少しだけ予備校のテキストを見直してみてください。
さっぱり忘れているより、少しでも頭に知識が残っているほうが実務と理論が繋がりやすいのは言うまでもありません。
おもいっきり遊ぶ
あとは、おもいっきり遊んでください!
社会人になっても遊べますが、特に大学生の場合は、最後の学生時代です。
また、人によっては最後の長期的な自由時間です。
(さすがに数ヶ月間も丸々自由にできる社会人はなかなかいません。)
友達と過ごすかけがえのない時間は、必ず今後の人生を豊かにしてくれるはずです。
公認会計士の受験生は参考にしてみてください。