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【ついにレジェンド引退】イチローは存在がカッコよすぎる。結果が出なくても虜になるイチローのスタイル。

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イチローが東京ドームへ

マリナーズのイチロー選手。久々にテレビで見たがカッコ良さは健在だった。

東京ドームでの巨人vsマリナーズのプレシーズンゲーム。

ヒットこそ打てなかったものの、存在がカッコいい。

居るだけで絵になる人とはこういう人のことを言うのだろう。

 

走り方ひとつ、表情ひとつ、投げ方ひとつとってもしなやかさがありカッコいい。

なんとも表現できないけど、ただただカッコいい姿だった。

 

WBCに出場したときも同じようなことを思った記憶がある。

 

努力の天才イチロー

僕も小学生の頃から野球をしていたが、その頃からイチロー選手は憧れの存在だった。 

野球少年は誰もがイチローの真似をしたことがあると思う。

僕も遊びで振り子打法とか、背面キャッチとか真似していた記憶がある。

到底イチローのレベルには足元にも及ばず、野球は高校生までで終わったが、イチローが関係する本は高校生の頃にもたくさん読んだ。おそらく、高校の図書館にあるイチロー関係の本はすべて目を通した。

そして、高校の卒業論文は、野球バカのようにイチロー選手について書いた。

 

そんなイチローは、学生の頃には1年365日中、360日はバッティングセンターに通っていたという。ものすごい継続力。

人並外れた準備と努力の結果、今のイチローが生まれたんだろう。

高校の愛工大名電に進学した高校1年生の頃に、「センター前ヒットならいつでも打てます」と発言した、という文章も残っていた。これも相当の自信がないと言えない言葉。努力に裏付けされた自信があったのだろうと想像する高校生時代の自分がいた。

 

引退記者会見もスターだった。名言連発のイチロー

常々、50歳までメジャーでプレーしたいね、と言っていたイチローも引退。

深夜にも関わらず、1時間半の引退会見に集まる多くの報道陣。

 

僕も当日は見れなかったので、後日YouTubeでフルムービーをみました。


【全編】イチロー選手が引退会見「後悔などあろうはずがない」(2019年3月21日)

 

引退会見では、記者から様々な質問が。特に印象に残った内容を残しておきたい。

 

1.50歳まで現役が続けられなかったことについて

結果的には45歳での引退となったものの、当初から本当に続けるつもりでいたし、そのための準備はしてきた、と言っていた。

結果的に50歳までは続けられなかったけど、「できるかわからなくても、それを言葉に発することによって、そこに近づくことができる」という趣旨のことを言っていた。また、この発言をしていなかったら、ここまですら到達しなかっただろう、とも。

結果を残し続けてきたイチローが言うと重みが違う。

 

2.これから野球選手を目指す子供たちへのメッセージ

子供たちには「早く好きなことを見つけること」が大切と言っていた。それがイチローにとっては野球だっただけだと。

好きでないと続かないし、挫折したらすぐに辞めてしまう。そうならないような熱中できることを見つけられるとラッキーだし、見つけられるよう努力すべきだと、確かに思う。

 

3.人より頑張ったということはない

印象的な言葉に、「決して人より努力したとは思っていない」というものがあった。

自分より努力している人はたくさんいる。でも、言えることは「自分なりに最大限の努力をした」ということは自信を持って言えると。

 

1つ1つの言葉が哲学のようだった。

 

4.一気に高みに行こうとすると続けられない

一気に高いゴールに行ことすると挫折する。自分なりに目標を決めてコツコツとクリアしていく。それでしか高みにいく道はない。必ずしも、その道が正解とは限らないし、間違った道で遠回りしているかもしれない。でも、それでいい。遠回りすることでしか、本当の自分には出会えないから。

そのようなことを言っていた。

毎日コツコツと努力することで、気がついたら自分でも信じられないぐらい高いところにいる。そう言った感覚だとも言っていた。

 

そうなるためには、やっぱり続けられること、好きだと思えることに熱中するしかないんだろうな。

嫌なことをコツコツ毎日やり続けても、多分挫折するから。

 

それにしてもすごいな、と思ったのは、どんな質問をされても「さすが」と思わせるセンスの利いた回答をするところ。また独特の間合いをとるのもイチローならでは。

あらためてイチローの凄さを感じた会見だった。

 

まだ見ていない人は、ぜひ一度見てみてほしい。

必ず何か感じるものがあるはずだ。

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