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【新人へのアドバイス】入社1年目の心構え。「使えないヤツ」と思われないために。

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4月に入り、新人も配属され、新元号まで発表されて、多くの職業で忙しい時期を迎えていることでしょう。

2019年は働き方改革も本格化して残業規制もあるので慌ただしい1年となる予感です。

 

そんな激動の時代に入社した1年目の新人に必要な心構えを考えてみました。

実際にここ数年の新人を見てきて思うことも織り交ぜています。

 

 

印象で損しない。挨拶・メール・身だしなみ

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これは言うまでもありませんが、仕事と関係のないところで評価が下がるのは損です。

 

  • 挨拶はしっかりとする
  • メールは結論先行でわかりやすく
  • 清潔な身だしなみを心がける

 

最低限のマナーは身につけておきましょう。

出来ないと損します。

 

わからなかったら聞く。納得するまで聞く

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入社1年目の新人は、わからないことだらけです。当然ですよね、その仕事、初めてですから。

入社1年目は、聞くことが仕事だと思っています。いきなり高パフォーマンスが出せないのは皆が知っています。なので、そんなに気負わなくて良くて、わからない事があればどんどん聞くべきです。

たとえ、怒られたとしても新人なので許されますし、その経験を次に活かせば良いだけです。

1番ダメなのは、わからなくて自分で悩み続けること。これは仕事が進まない原因になりますし、後々上司に迷惑をかけます。

 

まず自分で考えて、わからなくなったら、わからない事を整理して質問する癖をつけましょう。そして、質問した答えは納得がいくまで聞きましょう。

全然質問してこない新人もいますが、逆に、わかってるのかな?いや、わかってるわけないのに何故聞いてこないの?と不安になります。

 

新人からすれば、必要なことは上司が教えてくれると思っているかもしれません。

ただ、それはあまり期待しない方がいい。運任せになってしまうからです。

上司の繁忙感や心構えの大小で新人自身の成長度合いが左右されてしまいます。しかも、上司からしても、どこまでわかってて、どこまでわかってないか?とうのは質問がないとわからないものです。

唐突に上司から「わからないことは何かある?」と聞かれても、思考を整理出来てないと説明もできないでしょう。準備をして自分のペースで質問していく方がお互いストレスが少ないです。

 

自分で考える。根拠を調べる

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すぐに聞くという事と逆行する表現かもしれませんが、必ず自分の頭で考える癖をつけましょう。

数年後にこの癖がついている人は評価されますが、この癖がついていない人は干されます(評価に厳しい場合は特に)。

 

わからないところは上司にどんどん質問して相談すれば良いのです。でも、上司もすべて知っているわけではありません。

そこで、最終的には自分なりにロジカルに思考を整理して、その根拠を調べる癖をつけましょう。

 

根拠とは何かというと、例えば業務のマニュアルや法令、条文などです。

なぜその仕事が必要なのか?というのは、どこかに根拠があるものです。それを知っておくようにしましょう。

 

経理の仕事の場合は、会計処理の根拠条文は必ず見るべきです。

こんなことを言うと失礼ですが、僕が見てきた経理の人でも、入社10年以上経理業務をしていても、全く会計基準を読んでないなこの人、、というのが話すだけで明らかに分かる人がいます。そういう人は発言に重みと説得力がありません。

そうならないようにしましょう。

 

疑問を持って本質を掴む

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常に疑問をを持つことを大切です。

 

この仕事はなぜいるのか?意味があるのか?

他の方法の方が効率が良いのではないか?

こういったことを考えるのは億劫ですが、常に考える癖をつけましょう。

 

これも数年経てば、考えている人と考えていない人で大きく差が開きます。

 

時代に逆行?!そんなの関係ない。泥臭く頑張れ

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働き方改革や、プライベート重視の多様性などと言われています。

でも、そんなの間に受けてはいけません。

給料がもらえて、テキトーに働いてればいいや。という人ならそれでもいいですが、しっかりと成長したいのであれば、新人の頃はがむしゃらにでも学ぶべきです。

そしてある程度時間をかけて学ぶべきです。

そんなにすぐに出来るようにはなりません。失敗して遠回りした経験があるからこそ、より良い方法が見えてくるものです。

はじめからスマートにこなすなんていうのは幻想です。

 

働き方改革というのも、理想ではありますが、話を聞いていると経営幹部層には評判が悪い改革のようです。

最近、役員クラスの人からよく聞くのは、

「最近の若手は権利ばっかり主張して、全然仕事をしない。若手がなかなか育たない。根性がない。そして、時たま凄く優秀で見込みのある若手が出てきたと思うとすぐに退職していく。つまり出来るやつは辞めて起業したりベンチャーへ行くし、出来ない奴は仕事をしない。」

という発言。

会社にも非があるのでしょうが、こんなことを言われているのが現実です。

 

見返せるように頑張りましょう。

こう言われると、僕はいつも心の中で「お前より仕事してるけどな。黙っとけ老害。」と思います(お客さんなので言いませんが)。

それぐらい思えるような姿勢で取り組んで欲しいです(実際、言われると悔しいし、時代が違うのは明らかなので)。

 

逆に言えば、そこされクリア出来ればある程度評価されるのです。能力は関係ありませんし、心持ちの話です。将来見下せるぐらいになってやる、ぐらいの闘志があってもいいと思います。

 

自己研鑽を積む

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自己研鑽を積みましょう。

日々の積み重ねは、短期間ではその成果がわかりませんが、気がついたら自分でも信じられないぐらいの差になっているものです。

 

イチロー選手の引退会見は聞きましたか?

イチロー選手もいつも同じことを言っています。この記事を参考にどうぞ。

【ついにレジェンド引退】イチローは存在がカッコよすぎる。結果が出なくても虜になるイチローのスタイル。 - 公認会計士わんころくんの人生戦略

 

自分なりにで良いので、自己研鑽は積みましょう。その方が将来仕事も楽しくなると思いますし、ワクワクする未来が見えてくると思います。

 

入社1年目シリーズの紹介です。

 

 

 

 

この記事も参考にどうぞ。

【入社1年目の教科書】監査法人1年目の実務。部下を育てるエッセンス - 公認会計士わんころくんの人生戦略

 

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