副業ブームにはじまり、フリーランスとして活動する人は増えているようです。
統計データからもその傾向は明らかで、今後は日本においてもフリーランスが力をつけてきて、「企業より個人」と言われる世界がすぐ近くまで迫っているのかもしれません。
フリーランス人口の増加
※【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版より
この実態調査をみると、過去4年間でインターネットを利用しオンラインでビジネスをはじめている個人が増えていることがわかります。
注目すべきはアメリカとの比較。
アメリカよりも急速にフリーランス人口が増加していることがわかります。この勢いで成長すれば、アメリカのように35%程度(約3人に1人)はフリーランスの時代がもうすぐやってきそうな予感です。
アメリカではフリーランスが3人に1人ということで認知度も日本より高く、フリーランスの平均年収も1,000万円を超えているようです。日本はまだ副業レベルで活動している人が多く、そこまで平均年収は高くないのが実態です(副業を除いても200〜300万円程度)。
副業人口も右肩上がり
※【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版より
副業人口も伸び続けていて、しばらくこの増加は続きそうですね。
専業ブロガーも確実に以前より増えてきているので実感ともマッチしています。
まだまだ副業ブームははじまったばかりな感じでしょうか。特にミレニアル世代(ちなみに僕もこの世代)を中心にフリーランスを目指す人が増えているとか。
ブランディングがキーワード?
フリーランスになれば自由な仕事が保証されるかというと、そうでもありません。当然、泥臭い仕事もしていかないとやっていけない事もあるからです。
ただし、中ではとても自由に楽しそうに活動しているフリーランスの方も見かけますよね(そう見せかけているだけかもしれませんが)。
自由に活動して、比較的収入と時間を確保している最近のフリーランスの方には共通項があります。
それは、ブランディングできていること。
つまり、自分を商品として上手く売っている。売ってる内容は他の人と同じでも、「その人が言うから」買うといった状態に自然と持って行っているように思います。
芸能人も同じですよね。好きな芸能人が言うから反応するし、好きな芸能人が良いと言うから欲しくなる。ファッションでも同じような事が起こって、毎年トレンドが出来上がっています。
いかに自分をプロデュースしてブランディングできるか?
これが今後のキーワードになってきそうな予感です。
副業のプラットフォームやサービスも年々増加
副業やフリーランスに関係するサービスも年々増加していますね。
※一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」より引用
この図を見るだけでもなかなかです。
この図にも載っていますが、ココナラ は数年前から人気ですね。得意分野を売れるのが特徴的なサービス。レバテックキャリア などのITやweb系に特化したフリーランス人材紹介サービスも増加しています。
ほかにも、報酬を即日払いにできるフリーナンスは、GMOがはじめたサービスで保険も最大5,000万円自動付帯と、フリーランスの方には嬉しいサービスも登場している(しかも年会費無料)。早く現金化したいフリーランスを助けるサービスになっている。
いろんなベンチャーがイノベーションを起こして、新しいサービス提供をはじめています。
これからも益々多くのサービスが出てきてフリーランスが輝く時代がやってきそうですね。