公認会計士が考える人生戦略ブログ

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邪魔なプライドはいらないから捨てた方がいい件

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プライドが邪魔をする?

仕事では特にプライドのぶつかり合いが起きることがあります。

 

この仕事を長年やってきた自負がある、この分野なら自分が正しいはずだ。

 

そういったプライドは、時には成長の邪魔をする可能性があります。

自信を持つことは大切ですが、「過信」はしないように心がけたいものです(自分への戒めも兼ねて)。

 

監査での出来事

監査をしていると、社内外の多くの人と仕事をする機会があります。

社内では監査先によって、チーム編成が異なるため、どのチーム(プロジェクト)で仕事をするかによって、働くメンバーが変わってきます。もちろん、1人1チームではなく、複数のチームに関与することになるため、その都度違う人達と仕事をすることになり、直属の上司も曖昧なのが会計士業界。

 

監査先の会社さんでも、当然会社によって経理業務をする人は異なりますし、時には営業部署や経営者とのディスカッションも行われるので、色んな性格・考えを持った人と仕事をすることになります。

 

中には、非常に優秀で見習うべき人もいれば、反面教師とするような人もいます。

 

ある会社へ監査へ行ったときの出来事。

決算を組んでいるのが、50〜60代中心のベテラン社員が集まった会社でした。

今までの経験があるので自信があるのか、言葉の一つ一つにトゲを感じる会話。

若手会計士が質問すると、ちょっと怪訝な表情をする人も。

かといって、決算書や管理資料はどうみても褒められるレベルでは作成されていませんでした。

今まで長年経験してきた自負はあるのかもしれませんが、間違った方向であれば素直に正す必要がありますが、なかなか周りも立場的に言えなくなってくるのでしょう。

そういった職場は社内でもどこか息苦しさを漂わせています。

 

素直な心を持つ

自信を持つことは大切ですが、それが過信にならないように気をつけなければいけません。

つい、口調が荒くなってしまったり、説明が丁寧でなかったり、雑な仕事をしてしまったり。

意識しないと楽な方に流れがちですが、初心を忘れずに素直な心でいることがいつまでも成長できる秘訣ではないかと思います。

 

立場が上がっても変わらず謙虚に素直に接している方は尊敬できますし、品があります。

また信頼度も高いです。

 

評価は周りが決めることではありますが、せっかくなのでそこを目指して素敵なビジネスマンになりたいものですね。

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