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映画「タイタニック」の老夫婦の愛が周りを幸せにする件

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全世界の有名映画『タイタニック』のもう1つの物語

タイタニックは誰もが知っている映画だと思いますが、もしかすると、最近の若い学生の年代だと古い映画なので案外見たことがない人も多いかもしれませんね。

タイタニックは、ほんとに泣けます。なぜかすごく泣ける映画です。

仮に見てない人がいたら、見て欲しいですね。

 

そんなタイタニックで登場する、ある老夫婦がいます。

とても心優しい紳士的なおじいさんとおばあさん。

映画でもタイタニック号沈没のタイミングでベットにいるところが登場しますが、

この老夫婦は実在するモデルがいるんだとか。

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 このシーンですね。

 

モデルは百貨店メイシーズの経営者とその妻

この老夫婦は実在するモデルが存在して、その老夫婦のモデルとなったのが、

当時のアメリカで人気を博していた百貨店メイシーズの経営者、イジドー・ストラウスさんと、妻のアイダ・ストラウスさん。

メイシーズでは、多くの方に愛される経営者で、従業員を家族のように慕っていたそうです。

「健全な会社は健全な従業員があってこそ」という考えで、当時では珍しい福利厚生が非常に充実した企業だったようです。

 

そんなストラウス夫婦は、非常に仲が良く、夫が出張で家を離れている間は毎日手紙をやりとりするほど。歳を取ってもお互い愛情を伝え合っていたそうです。

日本ではあまり聞かないですが、すばらしいことですよね。家族第一で周りを大切にする姿勢は、人格が備わってないとなかなかできるものではないかもしれません。

 

そんなストラウス夫婦も、不運にも豪華客船タイタニックの事故に巻き込まれて命を落としてしまうのですが、夫のイジドーさんは、「女性や子供が無事脱出するまで自分は救命ボートには乗れない」と言って周りを優先していたそうです。

それを聞いた妻のアイダも乗っていた救命ボートから降りて、「死ぬ時も夫と一緒」と覚悟を決めたとか。

そんな死を目の前にしても、なお周りを優先して夫婦で絶対に一緒にいるんだ、と思える相手と連れ添っていたと思うと本当に素晴らしい夫婦だなと思いますね。

互いに尊敬できる部分があったのかもしれませんね。

 

最近は、ニュースでも離婚が増えていると良く聞きますが、

自分もこんな老夫婦のように末長く仲良くしていける夫婦になりたいなぁ〜なんて思いました。

やっぱり家族の絆が深いっていいですよね。

 

このタイタニック事故のあと、アメリカのストラウス夫婦の自宅の近くに、追悼する像が建てられ、記念公園が作られ、多くの人が追悼に訪れたそうです。

 

周りが幸せでなるために誠実であり、謙虚でありなさい。

周りが幸せであるために勤勉でありなさい。

 

そのように育てられた家系だったと言われており、学ぶところが多い非常に深い話です。

 

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