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本当は安い?公認会計士予備校の講座はなぜ受講料が高いのか【資格で食える理由】

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もしあなたが資格の取得を考えている場合、一度は受験予備校のパンフレットを見たことがあることでしょう。

 

そこには、実に様々な魅力的な資格取得までのロードマップとともに、受講料が記載されています。

 

僕自身も、予備校のパンフレットを見た上で公認会計士講座を申し込み、受験予備校で公認会計士試験に合格した1人です。

予備校のパンフレットを見て1番目を引かれるのは、その価格でしょう。

難関資格になるほど相対的に受講料が高くなっています。

 

その理由はなぜでしょうか?

今回は、3つの視点から考えたいと思います。

 

 

その1 合格のための教材を作るのが難しい

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当然ですが、試験の難易度が上がるほど教材作成の量も増え、難易度も高くなります。

教材の量、質ともに高まるということです(当たり前ですよね)。

そのような教材・講義を作ることで合格率を高めることができ、ひいては予備校の信頼度も高まります。

 

合格できるように教材を作るためには、多くの人件費が必要です。それなりの専門知識が要求されるのです。

 

公認会計士試験の講座テキストなんて、「何冊あるねん!」ってツッコミが入るほどボリューム満点です。

 

結果的に、教材を作るコストを回収するためには、それなりの価格設定が必要になります。

 

その2 講師の手間(負担)が大きい

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良い教材さえあれば、難関資格試験に合格できるのか?といえば、実はそうでもありません。

いくら良い教材を使っても、それを使いこなせないと本来教材が持っているはずのポテンシャルが発揮されないからです。

 

例えるなら、野球初心者に5万円のオーダーグラブを持たせても、大して上手くならないのです。野球初心者はスポーツ用品店に売っている既製品で十分です。

また、野球が上手くなるための解説本もたくさん売っていますが、そのとおりにしたところで(したつもりでも)、すぐに上手にはなりません。「150キロの豪速球の投げ方」「ホームランの打ち方」という本を読んだだけでそのとおりに出来るなら苦労しません。

 

つまり、難易度の高いことをクリアするためには、自分自身にその経験がない限り、教えてくれる人が必要になります。

資格試験の難易度が上がるほど、自分で攻略方法を経験したことのない人の割合が増加します。

経験のないことには教える人が必要になるわけですから、予備校では講師に勉強方法や疑問点を質問する受講生がたくさんいます。試験の難易度が上がるほどその傾向が高まります。

 

難関資格になればなるほど、良い教材があったとしても、講師自体の負担が増加するのです。

 

その3 高くても売れる理由は合格すれば十分回収できる金額設定

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最後に、高い金額設定でも合理的に販売可能なのは、「合格すれば回収できる可能性が高いから」です。

 

例えば、公認会計士試験対策の受講料は、約60万円かかります。

(比較的受講料の安くて人気のLECでも50万円程度はかかります)。

 

仮に、1度不合格になって再度受験することを考えると単純に100万円程度必要になるわけです。100万円と聞くと結構な高額出費です。

これが実は高くても売れる(十分回収可能)と言える理由が1つあります。

 

公認会計士試験合格者の平均年齢は毎年概ね25歳前後です。

そして多くの合格者は監査法人に就職します。

監査法人での初任給は、残業代なども含めると大体550万円程度でしょうか。

(経験上、2〜3年で年収600万円はほぼ確実に超えてきます)

一方で、合格者の平均年齢に近い20代後半の平均年収は370万円程度です(国税庁公表の平成30年分 民間給与実態統計調査より)。

 

もちろんすべての人を一律に比較することはできませんが、監査法人での初任給550万円と20代後半の平均年収の差は実に180万円にも及びます。

もっと言えば、僕自身も20代後半ですが、監査法人で勤務していた頃の給与と平均年収を比べると400万円以上は違います。

 

つまり、多くの人は合格することで、勉強にかかったコスト以上のリターンを得ているということです。

 

年収に関しては、こちらの記事も参考にどうぞ。

 

www.wankorokun.com

 

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公認会計士試験の受講料が50万円だろうが、100万円だろうが、

極端な話をすると、「合格さえすれば」すべて回収できるということです。

 

結果として、公認会計士試験に臨むほとんどの受験生は、この金額を支払って受験予備校に通っているわけです。

このように考えてみると、資格の受講料はその投資額を回収できるような金額設定になっています。仮になっていないとすれば、それは詐欺です(よくある詐欺の情報商材など)。 

 

公認会計士試験に関してほとんどの受験生が予備校に高額の受講料を支払うのも、結果として合理的と判断しているのでしょう。

 

気になる方は、一度受験予備校のサイトを見てみると良いです。

 

(僕も使った資格の予備校) 

 

公認会計士試験に限らず、資格取得を考える際には、投資額とそのリターンについて考えてみるのも良い視点だと思います。

 

資格試験もオンラインで手軽に学べるようになっているので、昔と比べて環境がずいぶん良くなっているように思いますね。

 

▶︎参考サイト 

日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画を学ぶサイト【Accountant's library】

 

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