最近、YouTubeでは教育系(自己研鑽系)のチャンネルが増加しています。
簿記、会計、税金はもちろん、ビジネスやお金の稼ぎ方(?)、本の要約など、厳選して見ることで非常に為になる有用な情報にも容易にアクセスできるようになりました。
YouTubeで勉強することは、時に書籍を購入する価値に匹敵する可能性もありますので、積極的に活用すべき方法です。
今回は、教育系(自己研鑽系)のYouTubeを見るにあたって学習効率の上がるポイントを5点紹介します。
視聴チャンネルを厳選する
言うまでもなく、どのYouTubeチャンネルで学習するか?というのは非常に大切なポイントとなります。
視聴チャンネルは厳選しましょう。
人に与えられた時間は皆24時間平等です。
限られた時間の中で為になる学習をするためには、信頼に足らない動画を見ても「学び」という観点では効率が悪いです。
信頼に足らない動画を見るのであれば、学びではなく、娯楽として見るべきです。つまり、テレビを観るのと同じ感覚で見ることです。
学習の観点からは、ここをハッキリと区別しておくべきです。
繰り返し同じ動画を見る
人間はすぐに忘れる生き物です。
「エビングハウスの忘却曲線」という用語を聞いたことがあるでしょうか?
その日覚えたことであっても、次の日には6割〜7割は忘れています。
つまり、あなたは学んだ内容を翌日には3割しか覚えていません。
学習効果を上げるためには、たくさんの動画を見るよりも、特定の動画を繰り返し見ることで記憶に定着させることが大切です。
繰り返し同じ動画見て、ある程度記憶に残った段階で、次の新しい動画を見るようにすれば効率的です。
1.5倍速で再生する
YouTubeは再生速度を変更することが可能です。
その幅は、執筆時点で0.25倍速〜2倍速まであります。
教育系動画の中には、視聴者の方に確実に理解し、耳を傾けてもらうために、あえてゆっくりと話している方が一定数います。
そういった動画を再生する際には、1.5倍速程度まで再生速度を上げることで時間を短縮して必要な情報を得ることができます。
経験上、1.25倍速〜1.5倍速程度がちょうど良い速さであることが多いです。
(これは資格試験のオンライン講座にも同様のことが言えます)
2倍速まで再生速度を上げてしまうと、話が早くて頭に入ってことないことが多いです。
ここは、人それぞれだと思いますので、最適な再生速度で学習を進めましょう。
メモを取る
学習動画を見たあとは、なんだか達成感があるかもしれません。
ただし、エビングハウスの忘却曲線を思い出してください。
人は覚えたことをすぐに忘れてしまいます。
あとで復習できる方法として、繰り返し動画を見る以外にも、必要箇所をメモする手もあります。
メモを取っておくことで、あとで簡単に見返すことができ、思い出す作業が容易になります。
メモを取るにも、わざわざメモ帳とペンを容易する必要もありません。
スマホのメモアプリなどに殴り書きしておく程度で十分です。
大切なことは、繰り返し目に入る場所に情報を置いておくことです。
アウトプットするまでがインプット
動画でインプットした知識は、なんらかの方法でアウトプットしてみましょう。
情報発信をするのでも良し、
友人や同僚に話すのでも良し、
仕事で活用してみるのでも良し、
なんらかのの方法でアウトプットまですることで、学んだインプットを使いこなせるようになっていきます。