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【Excel】VLOOKUP関数にはIFERROR関数を組み合わせると楽になる

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突然ですが、仕事でエクセル集計をすることはありますか?

 

経理の方であれば、

たとえば、データを集計するときに「勘定科目コード」をつかってVLOOKUP関数で集計していることと思います。

 

まさか、勘定科目名を見て

手入力、ないしは、コピーアンドペースト(コピペ)で集計してませんよね?

 

そんなことしてると時間がかかるので

VLOOKUP関数を覚えましょう。

(ちなみに会計士でVLOOKUP関数を使いこなせない人は1人もいないと思います)

 

 

いや、そんなの知ってるよ

当たり前田のクラッカー

って方のために、VLOOKUP関数と組み合わせで使うIFERROR関数を紹介します。

 

 

VLOOKUP関数は、エクセル関数で

 

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)

 

と表現されます。

ちょっと忘れた方に簡単に説明すると、

 

VLOOKUP関数は、

 

ある値(検索値)が、選択した範囲(範囲)にある場合に、その選択した範囲の1番左から数えて何列目か(列番号)のセルを引用する関数です。

(検索の型は、基本的にfalse一択でしょう)

 

 

これをIFERROR関数と組み合わせることで、もし検索値が見当たらなかった場合の数式エラーを防ぐことができます。

 

 

具体的には、

 

=IFERROR(値, エラーの場合の値)

 

とすることで、ある数式の場合に()、

エラーになった場合は、◯◯(エラーの値)と返してね。

 

という数式を組めます。

 

もし、これをしなかった場合、

エラーになれば「#N/A」とセルに表示されてしまいます。

 

何が不便かというと、

本当はそのコードがないだけなのに(0でも良いのに)、「#N/A」となってしまうと

その部分はSUM関数などで合計できません。

 

これを回避するには、IFERROR関数をつかって

 

もし、VLOOKUP関数でエラーがでてしまったら、0(ゼロ)と返してね

 

という数式を組めばいいわけです。

 

具体的には、

=IFERROR(値, エラーの場合の値)

だったので、

 

=IFERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型), 0)

 

と組めば完成です。

 

いやいや、0(ゼロ)じゃなくて

エラーの場合は空欄にしたいんです。

 

という場合は、

=IFERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型), ””)

 

として、

 

エラーの場合は、””(空白)にしてね

 

という指示をしてください。

 

どうですか?

 

結構頻繁に使える関数なので覚えておいて損はないと思います。

 

学生の方は馴染みがあまりないかもしれませんが、

数字を扱う仕事をする予定があるなら覚えおいた方が良いですね。

 

本屋さんに行けばExcelの本はたくさん置いてあるので、これを機会に1度見に行ってみては?

会計士が書いたExcel解説本もあるようですが、初心者向けなのでエクセルに慣れてる人からすると物足りないかもしれませんね。

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