公認会計士わんころくんの人生戦略

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【入社1年目の教科書】監査法人1年目の実務。部下を育てるエッセンス

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桜も満開でもうすぐ4月ですね。
4月から新入社員が入ってきて新しい部下を持つ人もいるかと思います。
僕の経験から、次の新生活に向けて胸を踊らせる新入社員が気持ちよく働くため、
また、その優秀な新入社員のポテンシャルを引き出すためにも、
改めて自分の入社した頃を振り返って気に留めておく点を書いていきたいと思います。

監査法人入社1年目の想い


公認会計士試験に合格すると多くの人は、監査法人という組織で働きます。
僕もその一員です。
なんでこんな記事を書こうと思ったかと言うと、
監査法人で10年や20年勤務している偉い人達に、

「1年目ってどんな感じでしたか?」
「スタッフ(入社後数年の職位)のときって、どんな気持ちで仕事していましたか?」

なんて話を飲み会のときに聞いても、大概は、
もう忘れたよそんな昔のこと
とかなんとか理由つけて、なかなか教えてもらえなんいんですよね。

本当に忘れているのかもしれませんけど、
当時の記憶を美化して武勇伝のように語っておられる先輩方がおられるのも事実です。

でもそれには弊害があって、新人と雑談したり、議論したり、OJTしたりするときに、
今のベテランの目線で話すとなかなか説得力がなかったりします。
というか、当然わかってるやろ?なんて話し方をしてしまう恐れもあります。

僕自身、入社後何年か経ってからそんな上司にならないように(もう何年か経っていますが)、
ブログとして記録を残しておくことが有用なんじゃないか?って思いました。

ただ、

いやいや、分からなかったら素直にわからんから教えてくださいって、その場で言いなさいよ!

なんて上司は思うわけです。
でも、よく思い出してみてください。

自分の入社1年目の頃を。

当然、会計士はプロフェッショナルとして入社しているわけですけれども、
何年も働いている人の知識・経験と、入社したばっかりの人の知識・経験は全然違います。
当然ですよね?
当然なんですけど、、、
それ、本当に当然って思っていますか?

経験豊富な上司は、悪気はなくても自然と部下に質問するときに、

「(当然、〇〇っていう前提で)あの論点って(△△っていう前提で考えると)、こうなるべきだよね?」

なんて質問の仕方を部下にします。
()の部分は声には出しませんが、頭では当然にそのことを思い浮かべながら話しています。

でもそれじゃ、部下は理解できていないわけです。
なんとか3割理解できたとしても、残りの7割を理解できていないので、次の日にはほとんど忘れているわけですよ。
まぁ、この場合は、実はわかってなかったってことなんですが。。

でも、上司は後で部下に進捗確認すると、
当然だけど、できていない。
悩んで進んでいない。

心当たりはありませんか?

それ、部下のせいではなく、上司のあなたのせいかもしれませんよ?

当然部下にも努力する必要がありますし、必死についていく必要があります。

でもこの仕事の難しいところは、
入社していきなり何も知らない業種の、働いたこともない会社の監査の仕事をするわけです。
しかも、その会社の監査を何年も続けていて、会社のことも業界知識にも長けている上司と一緒にチームを組んで仕事をするわけです。

そりゃ、同じ目線で話したって、ついていけませんよ?

でも、たまにそれを見て、
あのときこう言ったじゃないか?!
なんて説教を始める上司だっているわけです。

それが悪循環となって、
部下も上司に質問しにくくなる、
コミュニケーションが不足する、
生産性が落ちる、
なんてことが起こるわけですよね。

なんでそんなことが起きるのか?

なんでそんなことが起きるのでしょうか?
僕は何年か働いてから少し気づいたことがあります。

それは、
上司自身が、自分も昔はできなかったってことを覚えてないんです。

僕も既に忘れかかっています。。

そしてもっと厄介なのが、

部下も分からない点を質問したいんだけど、今起きてる議論の中でどこが論点になってて、自分自身も何が分からなくて悩んでいるかに気づかないこと。
結局、なんかわからんけど、どう聞いたらいいかもわからないし、なにが分かってないかもフワフワしてて分からない、、、
なんてことに陥って、だんだんと部下のモチベーションが下がっていくわけです。
そして仕事がしんどくなってくる。

でもね、大概、上司はそんなことに気づいていない。
というかそんなことに構っている暇もなく仕事に追われている。

で、部下はそんな上司を見て、

お先真っ暗。
この会社の将来に希望が持てない。
監査が面白くない。


ってなっちゃうわけですよね。

どうしたらいいの?

じゃぁ、どうしたらいいのよ?
って話ですけど、
これも結局は、何年か我慢できれば、極論なんともなくなるのも事実です。
自分でそれなりに考えて仕事をしていれば、自ずと力がついてきますから。
僕もまだ何年かしか経っていませんが、いつの間にやら、上司に向かって
それは〇〇だから間違っていませんか?!
なんて平気で言ってしまうようになりました。笑
当然、時と場合によりますので、言えていない部分も正直ありますが、少なくともある程度は自分の軸を持てるようになりました。

問題はそれ以前に、モチベーションが下がって辞めてしまう人がいるのも事実です。
僕は会社を辞めること自体には反対しませんし、むしろ賛成ですが、
こういった理由でやめると勿体ないと思うんですよね。
だってまだまだ成長出来た可能性があったわけですから。

それを防ぐために一番必要なのは
コミュニケーション
これにつきます。

普段から上司主体で部下に気を配ること、
部下が相談しやすい仕事環境を作ること。

そうすることで、結果として上司自身が最終的には、一番助けられることになるでしょう。

僕はどちらかというと、
入社1年目〜2年目は、仕事がしんどかったです。
もっと言うと、歯がゆい毎日でした。

なんで上の人はみんなわかるのに、僕はわかってないんだろう?
経験不足、勉強不足で全然貢献出来ていない。。
むしろ足を引っ張っている。

そんな記憶があります。

ただ、それでも信念はどこかに持っていたと思います。
自分はプロフェッショナルなんだ。弱音を吐いている場合があったら勉強しろ!
と。

これが正しいとは思いませんが、
今後多くの部下を持つようになったとしたら、この記事を見返して初心に戻りたいと思います。

もっと声をかけてあげよう、と。

最後に

この話って、別に監査法人に限った話ではなくって、普通に民間企業でもあるのではないでしょうか?

ハッとした方は働き方を見直してみるのも良いかもしれません。
結局、自分一人の力なんて大したことないんですから、そのうち部下に助けてもらう日が来ます。

上手いことやってる優秀な人はこのあたりもわきまえて、
上手に部下を育てています。
そして、自分の手となり足となり、助けてもらう日がやってくる。
それがWIN-WINの関係じゃないでしょうか?

それが出来る人こそ、本当の意味でマネジメント能力がありますし、リーダーシップがあるんだと思います。

単に、部下をガチガチに管理したり、
無理矢理ついてこさせるように怒鳴ったりすることが正解だと思いません。

みんなの力を最大限に引き出すことに注力しましょう。

だって、それが一番モチベーションアップにつながって、生産性向上につながるでしょう?

新入社員の方もこれから色々思うことがあると思います。
そんなときは迷わず、思っていることを上司にぶつけましょう。
怒られたっていいんです。
それで部下を潰すような人は、その上司が悪いのです。


入社1年目はこの本「入社1年目の教科書」を勧められました。
僕は入社する前にこの本を持っていて、不安だったので必死で読みました。
新入社員にはもちろん、ベテランの方も一度初心に戻って読んでみてください。

本を読まないと成長に限界があると思いますよ。


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