会社の看板を取っ払っても仕事を頼んでもらえるか?
— 公認会計士わんころくん@雑記ブロガー (@wankorokun_0707) 2018年12月1日
そんな視点で仕事をしてると、自分の実力不足を感じてもっと勉強しないとって思える。
大企業に就職したからってその人が偉くなったわけじゃないのと同じ。
公認会計士試験に合格すると多くの人が監査法人に就職します。
特に、大手監査法人に就職する人が多い。
大手監査法人は、Big4とも言われ、世界的に有名な会計事務所であるため、クライアント(お客さん)からの信頼度もやっぱり高いです。
新人会計士は、入社後数年はがむしゃらに働く人が多いですが、
数年働くと、ふとこんな不安に襲われることがあります。
「このまま監査ばっかりやっていていいのだろうか?」
「もし監査をしなかったら、自分の強みは何かあるんだろうか?」
「監査法人の看板がなくなったら、自分は食べて行けるのだろうか?」
まさに僕です。笑
入社して2〜3年するとこんな思いが徐々にでてきたのです。
それだけ気持ちに余裕ができてきた現れなのかもしれませんが。
仕事をこなすのに精一杯になってると、
将来のことを考える時間がなくなってしまいます。
これは非常にもったいないというか、危険なことで、
せっかく公認会計士試験という難関試験を苦労して乗り切ったのに、
就職後は、特に強い想いも持たずに監査法人で方向性を持たずに働いていると、単なる雇われサラリーマンと同じです。
でも、案外こういう人多いんですけどね。
みんな口に出さないだけで思いはあるのかもしれませんが。
そうならないように何が必要か?
個人的には、
「もし、今働いている◯◯監査法人という看板が自分になくなったとしても、自分にはお客さんがつくはずだ。」
という自信が持てるかどうかじゃないかなと思っています。
自分の力をつける必要があるのです。
会社の看板があるから仕事ができているのは当然当たり前ではあるのですが、
そうではなくて、「この公認会計士さんに見てもらいたい」とお客さんから思ってもらわないといけません。
中には、「看板があるんだから、使えるだけ使ったらええねん」という意見もあります。
確かに、それも一理ありますが、勘違いしてはいけません。
会社の看板を利用して自分なりの「強み」を作るならいいですが、
会社の看板を利用して、お客さんから信用されているのは会社のおかげ、なんて思われると結構むなしいです。
せっかく職業的専門家として仕事をするわけですから、
やっぱり会社のネームバリューではなく、「自分に」任せたいと思わせないといけないと感じています。
そうなるためには、しっかり将来のキャリアプランを煮詰める時間をもたないといけません。
自分はどうありたいのか?将来どうしていきたいのか?
色んな角度で勉強したり、本を読んだりしながらインプットをしつつ、そのインプットしたものをアウトプットして試していかないといけません。
アウトプットという意味では、ブログも良い方法です。
文章で書くことで自分の考えが整理できることもあります。
文章を書こうと思うと、ふわっとした曖昧な部分で筆が止まっちゃうんですよね。。
その部分をクリアにすることで「自分なりの軸」ができていくんだと思います。
下手でも泥臭くてもいいから、少しずつ試していって
「どうやったら自分を選んでもらえるのか?」という視点をもたないといけないな〜って思いますね。
自分なりのキャリアをつくるには「転職」も1つの良い機会だと思います。
僕も最近転職活動をこっそりしています。
もっと早く転職サイトに登録して、情報だけでももらっておけばよかったなぁ〜って思っています。
転職については、この記事もどうぞ。