行きつけの店ってあればかっこよくないですか?
特に独立してビジネスしている士業の方や、自営業の方なんかはお客さんを連れていく「行きつけの(ひいきにしてくれる)店」が近くにあれば助かりますよね。
そんな店を作るにはどうすればいいのでしょうか。
多くの人は「とりあえず通い続ける」ことを考えるでしょう。
実はそれだけでは不十分です。
そもそも店選びを間違えると意味ないので、基本的に行きつけの店を作りたければ「個人営業でやってるようなこじんまりした隠れ家的存在の店」を選んだ方がいいでしょう。
極端な話、吉野家に通いつめて行きつけになったって、そんなにメリットはありません。。笑
できればお酒が美味しい隠れ家的居酒屋とか、家庭的な料理が楽しめるダイニングバーとかが個人的にはおすすめです。
では、肝心の「行きつけの店」にするにはどうすればいいか?
答えはシンプルで1つだけ。
「毎日2週間通い続けること」です。
毎日1ヶ月通い続けられるのであれば尚良いです。
いや、通い続けてるだけやん。って思うでしょ?
違うんです。
ポイントは「毎日」通うことです。もちろん、1日も欠かさず毎晩通うんです。
お店の人の立場に立ってみてください。
例えば、毎月第3日曜日の夜に必ず通って1年になる常連さんAさんと、
毎晩通って2週間になるBさん。
どっちが印象に残るでしょうか。
僕が店の人なら確実にBさんを優遇します。
Aさんは1年もの間、毎月必ず訪れますが、1年間で店に訪問した回数は12回です。
一方、Bさんは初めて店に顔をだして2週間しか経っていませんが、既に14回も通っているのです。
数もそうですが、「短期間に、より何回も会う人」の方が印象に残るのです。
行きつけの店を効率よく作りたければ「毎日」通って、そこのオーナーやおかみさんと仲良くなってみましょう。
おそらく1年間毎月1回通うより印象に残るでしょう。
そんな戦略的にいきつけの店をつくったって仕方ない。という考えの人もいるでしょう。
それはそれで良いと思います。価値観は人それぞれですので。
ただ、近所に良い店があって、ここぞという時(例えば商談のための接待)に使いたいと思える店があった場合は毎日通い詰めてみましょう。
見えなかった世界が見えてくるかもしれませんよ。
お店側としても、毎日通ってくれる人がいるのは嬉しいもんです。
ただし、愛想良くしましょうね。笑
もちろん、1年毎月通っている人は、半年に1回2年通っている人より印象に残ります。
なのでポイントはこれだけ。
「短期間にたくさんの回数顔を合わせること」
波長が会う人であれば、これだけで自然と親近感が湧くものです。
これは心理学的には「単純接触効果」といいます。
専門的に横文字を使うと「ザイオンス効果」。
つまり、同じ人(もしくは物)に接触する回数が増えるほど次第に好印象を持つようになる、という現象です。
この現象をうまく利用するのが、「行きつけの店」をつくるコツです。
ぜひ試してみてください。
応用すれば、ブログやメルマガも同じです。
毎日更新しているブログを見ていると、自然とそのブロガーの方に親近感が湧くものです(内容にもよりますが)。
いずれにせよ、覚えておいて損はないでしょうね。