新型コロナウイルスの流行により、多方面で影響がでていますね。
世界経済、日本経済、職場、学校への影響など、想像を超える猛威です。
あなたの周りでは、どういった対応をされていますか?
ドラッグストアやスーパーでは、マスクやトイレットペーパーをはじめとする紙製品が品薄になっているといったニュースも入っています(デマが広がったようですが)。
フェイクニュースには気をつけましょう。
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フェイクニュースの猛威。知らないうちにデマを流さないように気をつけよう。 - CPA Meister
そんな先行きが見通しにくい状況ですが、サラリーマンとして働いている方は、勤務先の対応によって、安心や不安が大きく左右されていることでしょう。
新型コロナウイルスに代表されるように、企業の緊急時への対応によって、その企業の将来性(特に、離職率など人材の問題)が見えてきます。
リスク管理が出来ている企業と、そうでない企業で対応方針に大きく差が出てきているようです。世間の声を聞くとともに、自分の職場の対応について紹介します。
新型コロナウイルスに対する企業の対応
新型コロナウイルスについての報道があってから、初動の早かった企業とそうでない企業に大きく差が出ています。
傾向としては、ITインフラの整っている企業の対応は比較的迅速で徹底していたような印象を受けます。
一方で、ITインフラが整っておらず、在宅勤務やテレワークが難しい職場の場合には、満足のいく対応ができていない印象です。
在宅勤務をしたくても、仕事環境が整っておらず会社へ通勤するしかない業界・会社もあると思います。
あなたの所属している業種、企業はいかがでしょうか?
世間の声を聞いてみると、Twitterでも賛否が分かれていますね。
コロナウィルス流行で各企業もテレワークとか色んな対策打ってるけど、聞いた中で一番ロックだったのは「電車ラッシュ避ける為に朝6時に来い」デス。
— yokotaro (@yokotaro) 2020年3月4日
新型コロナの影響で正社員と非正規社員の間の新たな待遇格差が生まれています。「正社員はテレワークなのに派遣は出社を命じられている」実態や高まる雇い止め不安。全国ユニオンが3月7日と8日にホットライン050-5808-9835を開設、非正規雇用者からの相談を広く受け付けます。https://t.co/0NE5q16Gze
— 東京新聞けいざいデスク (@tokyokeizaibu) 2020年3月6日
新型コロナウィルスの何が凄いって、時差出勤やテレワークやリモートワークが加速度的に進んだことだろ。
— Non C'è (@6R15D) 2020年3月6日
客先へ出向いて対面式の打ち合わせも電話会議やテレビ会議に切り替わったし。
これほど短期間に劇的な変革をもたらしたことに驚いた。
働き方改革、やればできるのだ。
#コロナ騒動のおかげで
— アキラ2号✨アツい絆を作るねん (@akiractiveslow) 2020年3月9日
不謹慎かもしれんけど、コロナ騒動のおかげで日本のサラリーマンのビジネススタイルに無駄が多いことが分かったやんな。
テレワーク(在宅勤務)、時間差出勤、ウェブ会議…
人間は窮地に立たされると、真剣に動き出す生き物ではあるけど、これぞホンマの働き方改革やんな?
僕が働く会計事務所の対応
僕が働いている会計事務所は、当初はテレワークを全く取り入れていませんでした。
しかしながら、近くで感染者が発生したことを機に在宅勤務に切り替わりました。
このあたりは一定の評価ができますね。
ただし、会計事務所など税理士業界はまだまだペーパレス化が追いついていない印象です。
そのため、パソコンだけで仕事を完結させるのは未だ難しい税理士事務所が大半でしょう。
(事務所だけペーパレス化をしても、社会全体がペーパレス化しないと客先からお預かりする資料が紙ばかりになりますので)
今回のコロナウイルスの影響を受けて業界としても感じる部分が少なからずあったように思います。
これを機に各企業のみならず、業界全体としてペーパレス化、フレキシブルな働き方を真剣に検討していく必要があるのではないでしょうか?
フリーランスになる人がもっと増える?!
今回の騒動を機に、自由な時間軸や場所で働ける環境に憧れを持つ人がますます増えそうです。
会社員として働くことは、毎月の安定的な収入を得ることができ、福利厚生も充実していることから、一見、とても安定的に見えます。
しかしながら、会社員は、コロナウイルスに伴うテレワークへの切り替えのように、流動的な動きを求められた場合にスピード感を持って対応することが難しいケースも出てきます。
当然、自分が責任者でなければ、自らの意思で出社の有無を決めることも難しくなります。
「サラリーマンが本当に安定しているか?」と言われると、そうとも言えないと感じる人が増えるのではないかと思っています。
ますます「個人の時代」が近づいてきているような、そんな気持ちになる出来事です。