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我が家の保険は10年積立型。保険の選び方は、重要ポイント3点を押さえとけばOK

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我が家の生命保険は、こういった形でエクセル管理しています。

 

一般的に、保険には、

・積立型

・掛捨て型

の2つの払い方があります。

 

積立型なら、払戻し(解約返戻金)という概念がありますが、

掛捨て型は払いきりなので、解約しても何も返ってきません。

掛捨て型はその分、料金が安めに設定されている傾向にあるようです。

 

個人的には、積立型を基本として、掛捨て部分はプラスαの補償が欲しい時だけで良いと思います。

例えば、ガン家系なのでガンの保険を充実させたい、女性特有の疾患にピンポイントで補償して欲しい、などです。

 

また、払込期間もそれぞれ異なりますし、たくさん種類があります。

 

例えば、払込期間が「10年」のものと「終身」のものを比べてみましょう。

10年モノは、10年間保険料を支払えば、それ以上は払う必要がありません。

一方で、終身モノであれば、死ぬまで払い続けなくてはいけません。

 

この払込期間の点から考えても、

「掛捨て型×終身型」の組み合わせで毎月1万円以上保険料を払い続けることはあまりオススメできません。

毎月1万円の保険に入って、50年払い続けたとしたら、払込総額600万円ですからね、、。

実際はこんな単純な話じゃなくて、歳をとれば契約見直しがあったり、色んなパターンが考えられます。

 

保険料を払って、

「ある程度の資産形成+安心を買う」という観点に立てば、「積立型×期間指定型(例えば10年)」が良いと思いませんか?

10年間だけ毎月無理なく払い続けて、払込が終わったらあとは複利で増やすだけ。

 

有事が起きたときに保険金がいくら下りる必要があるか?という点は、あらかじめ考えておく必要はあるものの、積立型であれば複利の効果が働きます。

 

複利については、この記事で解説しています。

 

つまり、毎月払込みをしていることで、少しずつ金利によって資産が増えていくのです。

会計的にも同じ考え方をすることがあります。

将来、回収できる可能性が高い支払は「資産」として計上します。

ここの払込保険料は、すなわち「保険積立金」ですね。

 

 

積立型であっても、1つ注意しておく点があります。

それは、「返戻率100%を超えるのはいつか?」ということ。

返戻率とは、簡単に言えば、解約したときに返ってくるお金の割合です。

返戻率が100%を超えるということは、解約したときに払い込んだ全額を回収できます。

つまり、理論的には損しません。

 

我が家の保険では、だいたい8年目ぐらいに返戻率100%を超えます。

すでに5年ほど払ってるので、あと3年程度ですね。

 

そして積立の利率もチェックポイントです。

今契約している保険は、外国通貨型なので為替リスクはあるものの、毎年3%ほどの利息がついて資産が増えています。

契約上、最低金利が3%として設定されているからです。

 

例を挙げると、毎月20,000円ずつ払い込んでいたら、年間保険料の支払は、240,000円です。

積立保険料が、金利3%だとすると、1年後には243,900円程度になっています。

 

約4,000円程度1年間で増えている計算です。

 

個別に株式投資をしたり、ウェルスナビ で自動運用する方が投資効率はいいかもしれませんが、同時に「保険」という安心を買えるという点で、保険を積み立てています。

 

毎月先取り貯金してると思えば案外、手軽に出来ますしね。

 

保険なんて必要ないよ、って意見も確かにあります。

僕もそれには一理あると思っていて、既にお金がたっぷりある人は保険なんていらないと思います。

だって、万が一何かあったときにお金の面で補填してくれるのが保険なので、万が一のことがあっても自分で払えるのであれば全然必要ありません。

 

ほとんどのケースでは保険を使わないというデータもあるぐらいですから。

みんなが保険を利用する機会があるようであれば、とっくに生命保険会社は潰れていますww

だって、毎月数万円しか振り込んでくれないのに、頻繁に100万円とか200万円保険を適用しないといけなくなりますからね。笑

まぁ保険会社も資産運用をしてますがw

 

保険は金持ちには不要かもしれませんね。

そのお金を別の方法で運用しても良いぐらいです。

 

庶民の僕は保険に少し頼って加入しています。

損か得か、というより安心を買ってます。

そして、「出来るだけ」損しないように積立型かつ払込期間限定型で保険料を払っています。

 

みなさんはどんな保険に入っていますか?

 

知らず知らずに絶対得しない保険に入らされていませんか?

毎月3万円払い込んで終身モノの掛け捨てとか、地獄絵図ですよ。。

これを機会に契約条件を見てみましょう。

 

今回紹介したポイントはこの3点。

  • 積立型なのか掛捨て型なのか?
  • 積立型なら、解約返戻金はいつ100%を超えるのか?
  • 積立金利は何%なのか?

 

保険の見直しであれば、見積り無料の便利なサービスもたくさんあります。

例えば、何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】 【保険コネクト】 を利用して無料相談してみましょう。

 

知り合いにファイナンシャルプランナーの方がいたら、相談してみるのもいいかもしれませんね。

ただ、ファイナンシャルプランナーも見極めが必要ですから、信用できる人を探しましょう。

ファイナンシャルプランナーという名前は、誰でも名乗れますからね。

一般用語として利用されていますので。

 

極論、僕もあなたも、今日からファイナンシャルプランナーです!って言えば仕事ができます。笑

 

 

このあたりもそのうち厳しい規制がかかるんでしょうね。

 

アメリカでは一家に1人はファイナンシャルプランナーがついてるのが当たり前のようですが。

ニューヨーク初のお金のパーソナルトレーニング「bookee」 を試してみるのも良い勉強になりそうですね。

筋トレならぬ、金トレです。笑

 

FPのチカラ

 

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