公認会計士が考える人生戦略ブログ

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会計士が仕事で「先生」と呼ばれることに関する奇妙な違和感。

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会計士は仕事をはじめると、「先生」って呼ばれることも多いです。

 

個人的にはちょっと違和感があるんですが、それが一般的です。

税理士さんも「先生」って言われますもんね。

 

学校教諭や、お医者さんは確かに「先生」感がありますよね。

教えてあげる立場にあるので。

 

しかも、学校教諭やお医者さんは基本的に「教えてもらいたい人」に対して教えてあげている立場。

全く歯が立たないレベルの知識差があって、玄人が素人に教えてあげているような感覚。

 

そりゃ、先生が偉い立場ですよね。

先生がいないとわからないですから。

 

そういった場合に「先生」という言葉を使うんじゃないかなと思います。

 

 

教えてあげるという意味では、確かに会計士も先生なのかもしれませんが、少し違和感があります。

 

確かに経理指導や会計処理ついてアドバイスをすることも多くありますが、あくまでアドバイスをしつつ、一緒に解決策を考えているという意識が強いです。

 

先生ってすべてを知ってて、知らない立場の人に教えてあげますよって目上のイメージがありますよね。

 

 

学校の先生やお医者さんと違って、

会計士の仕事は結構会社の方に「教えてもらう」ことが多いです。

 

先生の立場の人が教えてもらうのです。

 

特に経理の方にはよく教えてもらいます。

会計士は年間べったりその会社にいっているわけではありませんし、経理業務を手伝っているわけでもないので、会社の人の方が実情に詳しい部分があったりします。

 

ベテラン経理マンなんかは、その会社でキャリアの20年とか当たり前にいるので、細かい処理や資料の仕組み、会社のやり方や社内の声なんかには当然詳しいです。

 

これが違和感の原因かもしれません。

 

会計士は会社のビジネス環境を教えてもらったり、会計処理にあたってその背景を知らないと的確なアドバイスができません。

 

そういう意味で、案外「教えてもらっている」立場なのです。

 

時たま、皮肉な意味で「先生」と言われるお客さんもいます。

もっと酷い場合は、「先生さん」って言われているのも聞いたことがあります。

 

 

なので会計士の中には、「先生」と呼ばれるうちは半人前と考えている人も少なくありません。

また、あまり「先生」と呼ばれたくない会計士も案外います。

 

僕は、違和感はありますが、どっちでも良い派です。

先生って呼ぶ人には呼ばれますし、名前で呼ばれることもあります。

 

でも先生って言われる時でも「○○先生」と名前をつけてくれるのと、そうでないのとでは気持ちが少し違いますね。

 

やっぱり名前を呼んでもらえると、覚えてくれてるとか、信頼されてるのかなって感じます。

 

 

皆さんは会計士が「先生」であることに、違和感がないでしょうか?

 

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