会計士試験突破のために悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
そんな受験生や、これから会計士試験に臨む大学生は、まず過去問をやってみて欲しいと思います。
受験のセオリーでもありますが、まずゴールのレベルを把握する必要があります。
全くわからない状態で試験問題を見るのは気持ち的に結構キツイかもしれません。
それでも個人的にはまず見るべきだと思っています。
問題が解けなくても、日本語なので読めるはずですし、どんな問題がどんなボリューム感で問われているのか?といった部分は把握できると思います。
そのゴールをざっくりとでもいいから眺めた上で走り出すのが得策です。
簿記を勉強していてこれから会計士試験を目指そうと思っている、という人に
会計士試験の内容ってどんな感じ?って聞いても大概イメージすらついていません。
とりあえず簿記を勉強してみた上で会計士試験に挑戦するか判断しよう、と思ってるならわかりますが、
会計士試験の準備としての簿記をやってるのであれば、せめて会計士試験の会計分野は見ておくべきです。
そのほうが結果として近道していることになるからです。
実際の過去問を見るメリットはもう1つあります。
それは、「ヤバイ!」と思えること。
簿記の勉強をしていると、なんとなく前には進んでいる感じがして安心感がでますが、
実際に会計士試験の過去問を見ると、「え?これ結構やばくない?」って感じるキッカケになるでしょう。
臭いものには蓋をするように、無意識に本試験から目を背けてしまっていませんか?
焦りは案外パワーになります。
もっと勉強しないとダメだ!って思えるからです。
もしこういった視点が少し足りなかったな〜って思う方は、勉強方法を見つめ直すきっかけにしてもらえれば幸いです。
ポイントは、「まずはゴールを見ることです」です。
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