公認会計士が考える人生戦略ブログ

公認会計士・税理士が仕事や受験を通じて学んだ知識・価値観・生活観を中心に発信するブログ

自分の価値を高める転職の考え方。公認会計士の転職を例に解説。

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転職を考えていない人に質問です。

なぜあなたは転職しないのですか?

 

転職を迷っている人に質問です。

なぜあなたは転職しようか迷っているのですか?

 

転職を決心した人に質問です。

なぜあなたは転職をしようと決心したのですか?

 

あなたは、これからどうやってキャリアを築いていきますか?

 

・・・いきなり曖昧な質問を投げかけてしまいましたが、今回は、転職について、僕の考え方を示しておきたいと思います。

 

転職といっても、「公認会計士の転職」という非常に的を絞った内容を、自分の経験と共に書いていきますので、予めご了承ください。

 

公認会計士以外の方でも、考え方の軸として無駄な内容ではないと思うので、是非ご覧ください。

 

 

転職は自分自身の「価値」を高める手段

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転職というとポジティブなイメージを持つ人がいる反面、ネガティブなイメージを持つ人も必ずいます。

 

ひと昔前は、転職を繰り返すなんて忍耐力のないヤツだ!とネガティブなイメージを持つ人が多い時代でした。

 

しかし、今の時代は違います。

誰でもネットや書籍を通じて膨大な情報にアクセスできる今の時代、スキルの習得もその気になれば昔よりもスピーディーです。

転職を繰り返すことは必ずしも悪ではなく、様々な仕事を経験することで自身のスキルが多面的に広がります。

結果として「その人にしか実現出来ない分野」が出来上がります。

これが、掛け算の転職です。

 

掛け算の転職というぐらいですから、掛けてゼロになるような(0×100=0)転職は遠回りになる恐れがあります(言うまでもありませんが)。

上手く転職をすることで、自身の価値が下がるどころか飛躍的に上がるのです。

 

言い換えると、希少価値が高まるのです。

 

転職をするのであれば、「転職は自分の理想を実現するための手段」と考えることが肝心です。

 

転職によって得られるもの

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転職することにより強制的に周りの環境が変化します。

仕事で付き合う人(取引先、同僚、上司)、必要なスキル、働く場所など、大きな変化が起きることになります。

変化を大変(辛い)と考えるか、チャンスと捉えるかはあなた次第です。

今までと違う環境に自分を置くことで、今までに経験できなかった多くのことを経験できるようになります。

多くの経験ができるということは、多くの痛み(苦労)も経験しないといけません。

 

それは自分自身の価値を高めることに他なりません。

 

異なる会社・分野で仕事をすることで視野が広がります。

視野が広がることによって、自分独自の視点で自分らしさを価値として発揮することができるようになります。

 

 

あなたは「公認会計士」としてキャリアを積むかどうかを決める必要がある

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あなたはこれからどのようなキャリアを選択しますか?

公認会計士としてキャリアアップすることを希望するのか、もしくは、公認会計士にこだわらず(全く別の分野も視野に入れて)キャリアを考えようとしていますか?

 

これから近い将来、転職するかどうかに関わらず、必ず自分の将来を設計する上で考えておくべきことがあります。

 

それは、自分の軸をどこに置くのか?ということです。

 

もし、次のような質問があれば、あなたはどのように答えますか?

30秒ほど考えてみてください。

 

  • なぜあなたは今の仕事を選んだのですか?
  • なぜあなたは働いているのですか?
  • なぜあなたは今そこにいるのですか?

 

 

すべてはWhy(なぜ)から考えましょう。

 

多くの人は、Whatには答えることができますが、Whyに答えることができません。

 

Whyを明確に意識することで、軸ができ、キャリアの選択が失敗しづらいものとなります。

 

例えば、公認会計士が転職先に選ぶ王道の1つとして、税理士事務所が挙げられます。

なぜ税理士事務所を選ぶのかというと、税務実務を経験し将来独立開業した際の仕事の選択肢を増やしておくためです。

 

ここで、冷静に考えてみると、税理士試験を突破して税務実務だけに専念している税理士と、公認会計士としてキャリアを積んだ上で税理士に幅を広げるのとでは、得意分野が異なるはずです。

得意分野が異なるのであれば、当然に戦略を変える必要があります。

 

例えば、僕自身は税理士として相続税の実務にも従事していますが、相続税の試験科目を何年もかけて突破してきた税理士と比較すると細かい知識レベルでは劣っています。

つまり、相続税に関してアカデミックな知識や網羅的な知識が完璧に身についているとは言えません。

(細かいことを知っていることと、実務に使える知恵を知っていることは別問題ですが)

 

なので、ここで僕が取るべき戦略は、相続税についてアカデミックに追究し誰よりも詳しくなることではありません。

大切なのは、自分の引き出しの1つとして、自信を持って相続税を語れる実務レベルまで成長することです。

成長したあとは、次のステージにチャレンジしていくべきだと考えています。

 

成長のためのネクストステージ

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ある程度、今の分野を習得したあとは、次のステージ(ネクストステージ)へと自分を進めていくことで、より早く、より希少価値の高い自分へと成長できます。

 

では、ネクストステージとは何でしょう?

 

それは相続税だけにこだわらず、自分の引き出しを増やして、お客様に最適な提案ができる得意分野を増やしておくことです。

さらに、学んだ分野を掛け合わせて、より価値の高いイノベーティブな内容(新しい気付きやヒント)を与えてあげることです。

 

これは1つの分野に頭でっかちにこだわっていても身につきません。

ある1つの分野で勝てないのであれば、分野を増やして、ミックスして、相乗効果を狙うべきです。

そのための転職は悪ではありません。むしろ積極的に考えるとも言えるのです。

 

より深いバリュー(価値)を発揮したいのであれば、知識と経験を組み合わせる必要があります。

どれだけ知識があっても実務をしたことのない知識は役に立ちません(いつ、どこでそのカードを選択すれば良いのかが習得できていないからです)。

どれだけ専門知識があっても、集客ができなければ、売る対象も手に入りません。

 

営業、マーケティング、ファイナンス、会計、税務、投資、などあらゆる分野を掛け合わせて価値を発揮できるようになることで、より良いものが提供できることは言うまでもありません。

税務はわかりますが、会計がわからないのです、では希少価値のレベルが低いのです。

より高みを目指したいのであれば、それではダメです。

 

その不足している経験を補ってくれる方法の1つが転職です。

もちろん、転職せずに勉強することも1つですが、往々にしてインプットだけしていても使える知識にはなりません。

インプットしたものをアウトプットして、結果を確かめるまでをインプットと考えるぐらいでないと不十分です。

 

転職は、より手軽に新たなインプットとアウトプットを行える手段となり得るのです。

 

あなたは、転職に対してどんなイメージを持っていますか?

 

今回紹介したような話は、自分一人で考えるのがしんどい場合もあります。

自分だけで考えると、現実から目を背けてしまい、自身を過大評価してしまう恐れがあります。

逆に自分を過小評価してしまい、非常にもったいないキャリアになってしまう恐れもあります。

 

そうならないためにも、プロの転職エージェントと議論を交わしながらキャリアを考えていくことも良い選択です。

 

(会計士にオススメの転職サイト)

 

 

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