そういえば最近、
— 公認会計士わんころくん@雑記ブロガー (@wankorokun_0707) 2018年10月3日
「ミーティングのためのミーティング」
を経験するようになった。
はっきり言ってホント無駄な時間な気もするけど、どこか日本人らしくて面白い文化。
ミーティングのためのミーティング
— 公認会計士わんころくん@雑記ブロガー (@wankorokun_0707) 2018年10月3日
をする会社って
たぶん、組織の風通しが良くないんだろな〜
ミーティングのためのミーティングって経験したことありますか?
何やそれ?って人のために少し説明すると、
あるミーティングに向けて、事前に打ち合わせすることです。
例えば、当日の内容はどうやって説明するか?論点をどう整理するか?といった類が多いのではないでしょうか。
監査法人でもたまにありますね。
例えば、次週に監査に関わるチーム全員で決算前のミーティング(会議)を控えていたとしましょう。
そのミーティングには、パートナーからスタッフまで全員が出席します。
パートナーは民間企業で言えば、役員クラスと思って頂ければイメージが湧きやすいでしょう。
監査法人の職位については、この記事を参考にいただけばと思います。
そのパートナーがとっても厳しい人だった場合や、高いレベルを求めている場合に、
ミーティングをぶっつけ本番にすると色々炎上してしまうことがあります。笑
例えば、この内容はどうやって整理したんだ?いつ解決するんだ?それは、どうやったら良くなるんだ?それは全く分かってない!といったイメージです。
その内容にバシバシと打ち返していけるように、ミーティングのためのミーティングを設定して、
マネジャー(現場管理者)以下などの主要メンバーで色々と対策を練ることがあります。
でもはっきり言って無駄ですよね、このミーティングのためのミーティング。。
客観的に見ると誰が見ても何でそんなことするの?って感じだと思います。
やってる本人達もそれは分かりつつもやっている。背に腹は変えられないって思いがあるんでしょうね。。
どうしてこんなことが起こるのでしょう?
それって「パートナー(トップマネジメント)に対して物を言いづらい環境」がそうしているんだと思います。
確かに、事前に打ち合わせをして、当日スムーズに行けば結果的に効率化できているのかもしれませんが、
会議本番で下っ端のスタッフが変なことを言っても上手く軌道修正してくれて、その場が炎上しないような環境を作れたらそんなことしなくてもいいんです。
当日に間違ったことを発言したらその場でみんなで軌道修正したらいいんですから。
その発言者を責める必要なんて全くありません。
でも大企業を中心に、こういったことは往々にして行われています。
それだけトップとの距離が遠いんでしょうね。
1番の問題は、トップの人はそのことに気づいていない。。
気づけば、そんなことやめろ!って言うでしょうね。
やめろって言われてやめれる程度なら、最初からミーティングのためのミーティングなんて開催しないと思いますが。笑
このあたりの温度感も結構わかってない経営者層って多いんではないでしょうか。
経営者層は毅然とした態度で!って昔は教わったのかもしれませんし、そういう環境で自分が育ってきたのかもしれませんが、時代遅れかも。。。
そのあたりは過去にも記事にしています。
本当の風通しの良さっていうのは、トップから下っ端までの全員が気兼ねなく意見を言える環境をトップ中心として作っていくことで生まれるんです。
中にはそのあたりが良くわかっていて、立場が上であっても自分から積極的にコミュニケーションをとってくれるパートナーもいます。
それができる人ってやっぱり仕事ができますね。
しかも周りからの信頼も厚い。
自分もそのあたりを上手く気づいて「働きやすい職場環境」を自ら作っていける人になりたいもんです。
スピード感があって、上手く成長していってるベンチャー企業はこのあたりがすごーく上手。
まぁ人数が少ないのもありますが。
ベンチャー企業が最近人気なのはこういった実情が良くも悪くも耳に入りやすくなっている、という背景もあるんでしょうね。
働き方が多様化してきた時代だからこそ、
この細かくて微妙な部分もケアできる会社が人気になってくるでしょうね。
会計士、税理士、経理などの管理分野での転職はジャスネットキャリア が強みを持っています。
なんせ、公認会計士が創った転職サイトですから、会計士に強いのは当然ですが。
この業界の人は結構使い勝手がいいと思いますよ。