公認会計士が考える人生戦略ブログ

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公認会計士の独立や転職時期やタイミングとは?最適な年齢、独立後の年収・仕事内容は?

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いつも読んで頂きありがとうございます。 わんころくん(@wankorokun_0707 )です。

 

最近は、自分らしさが求められる時代になりました。

そこで、公認会計士の仕事をしていることもあって、

士業が「転職」や「独立」を考えるタイミングについて考えてみたいと思います。

会計士の転職・独立のタイミング(他の士業にも)

僕たちのように、専門職の士業をしていると

必ず1回は考えるのが

「転職や独立開業」です。

 

当然、企業勤めでもいいのですが、

様々な理由から離職率が高いのも専門職の特徴ではないでしょうか?

 

そこで、今回は永遠のテーマ、

転職・独立のタイミングについて。

 

その会社で目指すポジションが明確でない

 

早速ですが、

あなたは、今いる会社でどこを目指していますか?

 

わかりやすく例を出すと、

士業でもあって、僕の仕事でもある公認会計士業界では、多くの人が試験合格後に「監査法人」という組織に就職します。

 

監査法人でのキャリアで

明確なゴールはパートナーになることです。

 

パートナーは共同経営者であって、

監査法人で上を目指すなら、パートナーを目指すことになります。

 

でも、たまにこんな人がいます。

 

監査法人やめる気ないって言うけど、パートナー目指すの?

って聞くと、それはないって言う人。

 

そもそも向上心がない人や、

キャリアを築くことに興味がない人は置いといて、

監査法人を辞めなければ、目指すところはパートナーになることです。

 

僕の自論ですが、

監査法人でパートナーを目指さないんなら、早く辞めるべきです。

そういう僕もくすぶってますが、やっぱり辞めようかなという気持ちがだんだん強くなってきました。

 

僕はなんで会計士を目指したかというと、

自由に働きたかったからです。

自由って言っても別に楽をしたいわけじゃなくて、

自分の強みを生かしつつ、会社経営にアドバイザーとして携われ、自らも経営者になれる。

まだ、経済的自由・時間的自由になれる可能性だってある。

それが公認会計士が魅力的だと感じた部分です。また業務も多岐にわたるので選択肢も増えます。

 

正直、金が稼げるからって理由で

会計士になるなんてナンセンスです。

 

だって、会計士になったって

民間企業に就職したら、サラリーマンの給料テーブルで頭打ちです。

給料だけなら優良企業に勤めた方が高い場合だって往々にしてあります。

まだ、ハナから起業して金持ちになりたいんだったら、会計士の資格なんて無くてもいい。

会計士の勉強にささげるパワーを起業に捧げたらいいんです。

会計士の資格だって、それなりに狭き門であって、わざわざ勉強しなくても他に稼ぐ方法はいっぱいあります。

 

そんな中でも、会計士を選んで監査法人でやっていくのであれば、パートナーを目指すしかないでしょう。

中には、パートナーじゃなくてもいいから

なるようにダラダラやっててもいいんです、って人もいるかもしれませんけど。

そもそも、定年まで監査法人でパートナーにならずに続けるとか、法人側からしてもお荷物じゃないの?って思うんです。

 

そうなると、どうするのか。

独立開業するんですか?

それとも、民間企業に転職するんですか?

 

僕はハッキリ言って独立開業したいです。

最終的には。

 

こういう人多いんじゃないでしょうか?

 

じゃぁ、今から監査法人で3年、もしくは5年業務を続けるとして、その後に独立したら

何か変わりますか?

今辞めても、5年後に辞めても、独立開業したらゼロからのスタートです。

だって1人で監査なんて出来ないですし、大半は税務業務もすることになるでしょう。

 

それならいつ辞めても同じじゃないですか?

むしろ早い方がリスクが低くないですか?

 

せめて税理士法人に転職するなど、

税務関連を学ぶために転職や異動を経験するなら全然ありだと思いますが。。

 

自分のキャリアについて考えていくことも大切です。

 

僕は完全にこのパターンにハマりつつあると、最近思い始めました。。

正直、僕は監査法人のパートナーに魅力を感じてませんので。

それより、公認会計士事務所の先生の方になりたい。

 

ワクワクすることがある

仕事や妄想しててワクワクすることってありますか?趣味でもいいです。

 

それは「好き」を仕事にできるチャンスかもしれません。

 

時代はびっくりするぐらい変化しています。

ものすごいスピードで。

今後の働き方については、ブログでも書きました。

 

これからは趣味も仕事になる時代です。

ユーチューバーとか、15年とか20年前に言ってたら、

バカじゃないの?

そんなことで稼げるわけないじゃん。

って言われかねないような仕事です。

 

区切りがいい

区切りの良いタイミングは、転職やキャリア変更のタイミングして良いでしょう。

 

会計士でいうと、

実務補習が修了し、公認会計士登録が終わった段階。

ほかにも、

年齢でいうと30歳になる前、

昇格年次や人事異動のタイミング、

結婚するタイミング、

子どもが生まれるタイミングなど。

 

ある程度、仕事で区切りがいいところで職を変えることは決め手としてはアリです。

成長機会も増えますし、最近はマッチングサービスや転職サイトも質が高まってきています。

プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】

 

 

またその転職時期についても多少は配慮した方が良いでしょう。

仕事の年度が始まる半年から3か月前ぐらいにはせめて自分の思いを会社に伝えるべきですね。

 

どうせ退職するしケンカ別れしてもいいや。

って考える人もいますが、それは避けた方が無難でしょう。

責任感のないヤツというレッテルを貼られかねないし、

今後どんな形で会社の人にお世話になるかもわかりません。

 

可能な限り、退職するのであれば円満退職が望まれます。

 

叶えたい夢がある

ほかにも、叶えたい夢がある人は

その夢に向かって突き進むのもいいでしょう。

 

その叶えたい夢が、今の仕事とマッチしないのであれば転職や独立を考えるタイミングかもしれません。

 

熱は熱いうちに打ちましょう。

 

そして、なにより夢がある人はキラキラしているので魅力的です。

思考停止している

思考停止している人も転職で環境を変えてみることが成長のチャンスになります。

 

思考停止している人とは、どんな人かと言うと、

とりあえずダラダラと今の仕事を続けてる人。

 

入社して数年経つと、ある程度仕事のやり方も覚えてきて悩まずに仕事を回せるようになってくると、仕事に力が入らない人がポツポツ出てきます。

 

所詮仕事なんて、、って感じてきた人は要注意です。

 

そんな人は、環境を変えることをオススメします。

 

部署異動でも転職でもいいでしょう。

 

そこで新しい環境、はじめての人と仕事をすることで、成長の機会が増えます。

何をするか?

より

誰とするか?どこでするか?

が影響力が大きいです。

 

それでも上手く行ってるよって人は最近流行りのキャリアドリフトってやつですね。

 

 

独立後の年収・仕事内容は?

 

公認会計士が独立した場合の年収は、はっきり言ってピンキリです。

 

シンプルな例で考えるとわかりやすいです。

公認会計士が独立した場合、税理士業務をメインに行うことが最も多いパターンです。

 

この場合は、月々の顧問料×12ヵ月+決算料と考えるのが一般的でしょう。

 

決算料は顧問料の4ヵ月分だとすると、年間で月額報酬の16ヵ月分が収入(というか年商)。

 

月5万円で契約できたとすると、10件で年間800万円です。

 

月3万円だと年間480万円。この場合だと顧問契約が20件は欲しくなりますね。

人を雇わず1人で事務所をやるなら、20件ぐらいで結構手がいっぱいだと言われます。

 

こういった計算をすれば、独立後の年収が大体把握できますね。

 

税理士業務のうち、記帳代行と言われる仕事は今後AIに取られるのでは?というニュースもあるので一概に今後こうなるとも言えないですが。

この辺りは記事にもしてますので参考にどうぞ。

 

公認会計士の場合、この税理士業務にプラスアルファでコンサルをやったりする人もいます。

 

 

公認会計士の独立が人気なのは、仕事の幅が広がることが理由とも言われます。

会計、税務を中心に経営コンサルをする人もいます。

このあたりが資格を取って仕事をする士業の強みかもしれませんね。

 

最後に

 

そんなこんなで

色々と語ってしまいましたが、要はどうなりたいかを一度真剣に考える機会を作ってみることが大切です。

 

会計士や税理士であれば、この記事で紹介している本なんかはすごく参考になると思いますのでぜひ。 

www.wankorokun.com

 

 転職を考えている人は「とりあえず」でもいいので転職サイトへの登録はしておいた方が良いです。

登録していてもお金が取られる訳ではないですし、自分では気づいていないスキルアップの機会が豊富にあるのが転職です。

 

公認会計士の転職であれば、「マイナビ会計士 」は登録しておくと良いでしょう。

新卒の就活生もマイナビは使っていますし、会計士業界は結構特殊なので情報が多い方が当然有利です。

 

マイナビは業界ごとにジャンル分けしており、会計士業界に特化したマイナビ会計士 があるのは魅力です。

サイトを見ればわかりますが、事業会社、監査法人、税理士法人、コンサル会社などは幅広くカバーできていて、また、公式サイトに体験談が載っているのもイメージが湧きやすいです。

 

「修了考査受験者向け転職説明会」や「監査法人出身者向け転職個別相談会」なども開催されていて、転職業界でも一定の地位を占めていると言えるでしょう。

また、マイナビ会計士のサイトには、こんなコメントも。

 

マイナビ会計士の実績

(中略)マイナビ会計士の求人は約8割が非公開求人です。

 

 

非公開情報は、どの業界でもそうですがオイシイ情報があったりします。

不動産購入でも同じですよね。

 

ほんとにいい情報は公開されていませんので、

就職・転職を考えるには、まずプロに相談することや、相談しないにしても情報を持っておくことが賢い方法です。

 

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