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アルバイトをしながら会計士の勉強をするのをオススメしない理由

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この記事を読んで頂いている方の中には、会計士試験を目指して日々勉強に励んでいる方もおられると思います。

 

また、これから会計士試験の勉強を始めるかどうか悩まれている方もいるかもしれません。

 

最近では、公認会計士試験の合格率増加に伴い、大学在学中合格者も昔に比べて増加しているようです。

大学生の多くは「アルバイト」をしていると思いますが、このバイトと試験勉強の掛け持ちは可能なのでしょうか。

 

結論から言うと、個人的にはオススメしません。

 

今回は僕自身の受験勉強の経験から理由を考えてみたいと思います。

※あくまで個人の私見であることをご了承ください。

 

 

会計士試験に1番大切なのは時間の確保

会計士試験に臨む上で1番大切なことは何だと思いますか?

 

  • やる気
  • 時頭の良さ
  • 時間の確保
  • 我慢強さ

 

色々な意見があると思いますが、個人的な経験を踏まえると、その中でも最も重要になってくるのは「勉強時間の確保」です。

 

近年、会計士試験に臨む方の多くは学生ですので、ライバルの多くは学生です。

相対試験である以上、ライバルに勝てないと合格することはできないという客観的な事実を認識する必要があります。

 

平成30年の公認会計士試験では、合格者1,305人のうち、600人が学生でした(学歴別合格者調より)。

約46%もの合格者が学生ということです。

 

当然、学生ですので多くは受験勉強に専念できる環境を持っており、また実家暮らしの方も多いので家事にもあまり時間がとられません。

 

そんな時間のある学生が目一杯時間を使って、人によっては1日10時間以上もの勉強を続けてくるわけですから、ちょっと時頭が良くても勝つのは容易ではありません。

 

会計士試験に臨む学生の多くは、アルバイトをせずに勉強に専念してくる訳ですから、アルバイトと試験勉強を掛け持ちしている人は当然不利になると言わざるを得ないのです。

 

また、社会人であっても同様です。

働きながら臨む方であれば、日中は仕事をして夕方以降から勉強を始める方が多いでしょう。

その場合、平日に勉強できるのはせいぜい3〜4時間が限界ではないでしょうか?

さらに仕事で疲れた上での勉強なので、眠気やストレスとも闘う必要があるかもしれません。

 

絶対的な勉強時間を確保することが、まず合格するための条件になってきます(1度見たら覚えられるような方であれば別かもしれませんが)。

 

僕自身も受験時代は勉強に専念していたので、周りにアルバイトをしながら勉強している人もいましたが、その人達には全く負ける気がしなかったのも事実です。

 

母集団のレベルは高め

同業者が「腐っても会計士やからな」と自虐的に言っているのを聞きますが、あながち間違っていない部分があります。

 

公認会計士試験に臨もうとする受験生の層が、そもそもレベルが高めなのです。

勉強に全く自信がなくて、勉強だけは苦手だという方が会計士試験に臨もうとは思わないでしょう。

 

言い換えると、比較的、学力水準の高い層との勝負となってくるのです。

この手強い母集団で勝ち抜く必要があるのですから、僕のような平均的な受験生がアルバイトと掛け持ちしているような余裕は無いのです。

(数年かけて合格を目指すとはじめから決めているなら別ですが)。

 

モチベーションの確保も大切

会計士試験のような資格試験の鉄則は、「出来るだけ短期間で合格する」ということです。

 

長期間勉強を続けていると、どうしてもモチベーションが上がらない期間が出てきます。

2年ほど勉強してから、「これあと何年続けないといけないんだろう」なんて考えるとブルーな気持ちになりますよね。

 

「今だけ我慢して頑張ろう」と思えるぐらいの期間内に合格することが言うまでもなく望ましいのです。

 

バイトをしながら勉強をするということは、勉強時間が不足することになりがちです。

つまり、勉強期間が長くなりモチベーションが低下するといった悪循環にもなりがちなのです。

 

短期合格が投資の回収率を高める

 

そうは言ってもお金がないと予備校の費用も払えないし、生活費も賄えない。

そんな方も中にはいるでしょう。

 

それぞれ与えられた環境は異なりますが、それでもなお、「最低限のバイト(仕事)」だけに留めておくべきです。

なぜなら、短期合格することによって、勉強によって費やした投資の回収が早くなるからです。

 

大卒の初任給は、約20万円/月です。

一方、公認会計士試験に合格して監査法人に入ると、初任給は、約30万円/月です。

当然、ボーナスの金額も変わってくるので年収ベースでも大きく収入が変わってきます。

公認会計士試験の予備校にかかる費用が約60万円だったとしても、約半年あれば回収できる金額です。

 

勉強期間が長ければ長いほど、無収入、もしくは低収入の期間が長くなります。

短期集中で出来る限り短い期間で合格することが長い目でトータルで見た場合には手取り額が増加することになるのです。

 

 

もし可能なのであれば、少し親のスネをかじってでもバイトをせずに勉強に専念することをオススメします。

 

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これ以外にも会計士試験について、様々な記事を書いているので気になる方は見ていってくださいね。

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