公認会計士試験は会計系の最難関国家資格ですが、短期合格できる人と、何年経ってもなかなか合格できない人の違いは何でしょうか?
中には運の要素(合格率が高い年だった、マークシートでたまたまヤマが当たった)を除けば、以下の3点に集約されます。
※今回は、記憶力や理解力が相当長けていて、多くのサンプルを代表しないような、例外的に賢い人を除きます。そんな人は放っておいても合格するので。
1.戦略家である
短期合格出来る人の大きな特徴は「戦略家」であること。
自分の得意科目と弱点科目を客観的に分析して、どの時期に何をやる必要があるか?を意識的ないし、無意識的に実践できています。
つまりゴールから逆算出来ているのです。
これが得意じゃない人は、目の前の事に追われて気がついたら試験直前。
全然終わってない、、、ってなりがち。
せめて、どの時期にどこまでの勉強を終わる必要があるのか?を計画した上で、
週次単位の勉強計画は立てておきましょう。
このゴールからの逆算が得意じゃない人は、迷わず大手予備校(資格の大原など)で勉強しましょう。
クレアールも短期合格を掲げてて人気ですが、失敗がないのはやっぱり大手でしょう。
予備校に通えば、嫌でも勉強ペースを教えてくれます。笑
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2.計算科目が得意である
短期合格出来る人は、総じて計算科目が得意な人が多いです。
つまり、簿記で点数が稼げるのです。
簿記が得意な人で、合格出来ずにズルズルと何年も引きづっている人に会ったことがありません。
それだけ、計算科目は得意になれば強いです。
理論科目と違って、答えは1つで数字を書くだけなので分かってれば基本的に正解を導けます。
そして計算が早くなれば、その分、理論科目に時間をかけて腰を据えて取り組めます。
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3.圧倒的な勉強量
短期合格する人は、一部の例外(記憶力がすこぶる良いなど)を除いて、圧倒的に勉強してます。
それは見えるところでしていることもあれば、見えないところ(家やカフェ、通学時間など)でしている場合もあります。
自分では結構勉強してると思ってても、案外やってないものです。
周りの成績の良い受験生にこんな質問をしてみてください。
「毎日、何時間勉強してるの?週末は休んでる?」
その答えを聞いて、マジか!めっちゃ勉強やってるやん!って感じるようでは勉強量が足りないと思った方が堅実です。
毎日5時間程度が限界という人は要注意。
長い時間をこなせば良いってわけではありませんが、戦略を立てて、やるべき事に圧倒的時間をかけている人にはなかなか勝てません。
なんとか運で滑り込み合格が出来るかもしれませんが、はじめからそこを目指すのはリスクが高いです。
中には、最低限の勉強だけしてギリギリ合格を目指すんだ!とか言って、余裕で落ちてる人を何人も見てきました。笑
ブログをやってる人なら実感すると思いますが、週に2回程度しかブログを書かない人が、毎日質の高い記事をアウトプットし続けている人にPV数で勝てないのと同じです。
また、勉強の質も量をこなしてこそ出来てきます。
質を求めるのは大切な事ですが、ある程度の量をこなさないことには自分なりの質の高い方法はなかなか見つからないものです。
周りのペースに合わせずに圧倒的な勉強量で勝ち抜けましょう。
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